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受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

逗子開成中学校 ●7月8日(金)

立地環境を最大限に生かした「海洋教育」で、協調性や自己肯定感を高める

 逗子開成中学校・高等学校の前身は、東京の開成中学校の分校として1903年に設立された「第二開成学校です。現在は神奈川県有数の進学校となっています。この日の説明会で校長の高橋純先生は、キャンパスのすぐ目の前に広がる逗子湾を生かした「海洋教育」について説明しました。

 海洋教育の内容は大きく「ヨット製作・帆走」「遠泳」「海洋人間学講座」の三つ。まず、中1の秋から半年間かけて、グループでヨットを製作し、「ヨットはなぜ走るのか」という帆走理論やロープワークなどを学びます。そして中2の5月に進水式を行い、帆走実習に取り組みます。高橋先生は「ヨット製作・帆走を通じて生徒たちは、新しい世界や知識と出合って視野を広げ、チームワークの大切さも学び、コミュニケーション力を高めています」と話します。

 遠泳実習が行われるのは中3の7月。生徒全員が逗子湾内で約1500mの遠泳に挑戦します。距離を聞くと、「うちの子は泳げないから向いていない」と思う保護者の方も少なくないようですが、「例年、新入生の3~4割がほとんど泳げませんが、心配ありません」とのこと。先生方のていねいな指導によって中1の間に全員が泳げるようになり、かなりの泳力が身につくそうです。この遠泳の狙いは「努力を積み重ねることによって、やがて大きな目標に到達できる」ということを実感してもらうことにあります。「一人ひとりに『自分はやればできる』という自信を持たせたい」と高橋先生は話します。

 そして、「海洋人間学講座」は東京大学の「海洋アライアンス海洋教育促進研究センター」と提携協定を結んで行っているもの。海洋物理学や地球惑星科学の専門家を招いた授業を展開しており、海を取り巻く問題についてさまざまな角度から学び、海への知識を深めながら幅広い教養を身につけていきます。同校では、このほか、映画鑑賞による映像教育や多彩な土曜講座など、さまざまなプログラムを用意しています。高橋先生は「チャレンジすることが好きで、好奇心旺盛なお子さんには、気に入ってもらえる学校だという自信があります」と結びました。

 最後に、教頭の小西信行先生から、2017年度入試の説明がありました。それによると、一般入試と帰国生入試については、出願方法および日程、試験教科に変更はなく、例年同様とのこと。また、合格ラインとなる各教科65~70%の得点を獲得するためのアドバイスとして、「問題に書かれていることを正確に読み解く」「読み取ったことと自分の知識や身につけたことをつなぎ合わせる(考える)」「考えたことやわかったことを正確にわかりやすく伝える」と説明し、小西先生は「これらの注意点を踏まえたうえで、最後まであきらめずに問題と向き合ってほしい」というメッセージを送りました。


会場となった徳間記念ホールは、一般の劇場同様の設備を備えた340席のホール。ここでは映画鑑賞会などが行われています
http://www.zushi-kaisei.ac.jp/ 別ウィンドウが開きます。

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