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受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

暁星中学校 ●7月14日(木)

思いやりと寛容さを持って、自己実現へ向けて歩み続ける「暁星紳士」を育成

 キリスト教に基づく全人教育と、フランス語教育で知られる暁星学園校は、カトリック修道会「マリア会」によって1888年に設立されました。以来、「全人教育と個性尊重の教育」「宗教教育」「人格教育」「正義と平和の教育」「家庭的な校風」の五つを教育の基本方針に据え、グローバルな視野で社会貢献できる人材を育てています。

 同校の設立母体であるマリア会は、「家庭の精神」に基づいた教育理念を特徴としています。校長の飯田雅章先生はこの理念について、「教育の原点は家庭にあります。したがって、本校でも、生徒、保護者、教員が互いに連携して深い交流に努め、『暁星ファミリー』と呼ばれる絆で結ばれる関係を築いていきたいと考えています」と話しました。

 さらに、「難関大学に入るための勉強ももちろん大切ですが」と断ったうえで、「本校が何よりも大事にしているのは、『真の学力』や『生きる力』を身につけること」と強調する飯田先生。健全な心を持った「暁星紳士」を育成するため、宗教教育や多言語・多文化主義の教育にも力を入れていることを説明し、「多様な価値観や個性を尊重しながら平和と隣人を愛し、他者への思いやりと寛容さを持って、自己実現へ向けてたゆまぬ歩みを続ける人材を育てること。それが本校のめざす教育です」と結びました。

 次に、宗教教育主任の松本洋先生が宗教教育について話しました。その目的は「イエス・キリストの生き方を知り、自分の役割と使命を引き受けることのできる人材を育成することにある」とのこと。「隣人愛に基づいて、自分に与えられた資質を他者のために使うことのできる『本物のリーダー』を育成したい」と話します。こうした姿勢を身につけるため、同校では、週1回の聖書の授業や、東日本大震災の被災地でのボランティア活動、広島への修学旅行など、さまざまなプログラムを通じて、「他者のために生きる」という視点で物事を考える姿勢を育て、「いかに生きるか」を考えさせるということです。

 一方、フランス語科の光藤腎先生は、伝統のフランス語教育について、「これからは多言語に通じ、世界を相対化する見識を持った人材が求められる時代です。その意味では英語の語彙の半分以上がフランス語に由来することを考えると、フランス語の学習は英語習得にも効果があるはずです」と話しました。そして、2種類の外国語を学ぶことで、「『複眼的な視野』を習得し、国際性を高めてほしい」とも話しました。中学では英語とフランス語の両方が必修で、高校では選択制となり、高3までフランス語を第一外国語として学習した場合には、フランス語検定2級相当の実力が身につくそうです。

 最後に、現在、生徒会長を務めている高2生が作文を発表。「宗教教育を通じて国際問題に取り組み、国際的視野も広がったと実感しています。また、1学年170人程度と小規模な学校であるため、人と人との距離が近く、先生や先輩とも親密なつき合いのできる学校です」と同校の魅力を紹介し、会場から大きな拍手が送られました。


125周年を記念する校舎改修工事が行われ、新講堂・体育館棟や多目的棟(仮称)の建設が進められています
http://www.gyosei-h.ed.jp/ 別ウィンドウが開きます。

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