`

受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

カリタス女子中学校 ●10月4日(火)

「カリタス」を胸に、普遍的な愛をもって奉仕する心を育てる

 カリタス女子中学校は、カナダのケベック・カリタス修道女会によって1961年に創立したミッション・スクールです。ラテン語で「慈しみ・愛」を意味する「カリタス」を校名とし、「祈るこころ」「学ぶこころ」「交わるこころ」「奉仕するこころ」の四つの心を身につけた、他者のために行動できる人間の育成をめざしています。

 カトリックの教えを教育の基盤とする同校の一日は、朝の祈りから始まります。これは当番の生徒が日々の生活のなかで感じたこと、考えたことを校内放送に乗せて自分のことばで祈るもので、放送から流れることばに全校生徒が耳を傾け、心を合わせて共に祈ります。校長の齋藤哲郎先生は「卒業するまでの6年間で500~600回ほど聞く機会があります。この毎朝の祈りが本校の人間教育の基盤になっています」と言います。

 ボランティア活動も盛んで、継続的な被災地支援、募金活動、福祉施設との交流などさまざまな活動を行っています。こうした体験を通じて、生徒たちは「奉仕する心」を持った大人へと成長していきます。

 一方、教育面の大きな特色は「教科センター方式」を取り入れていることです。生徒たちは、各自のロッカーや下駄箱がある「ホームベース」を起点として、毎時間、各教科の教室に移動して授業に参加します。「授業の始まりと終わりのチャイムもなく、自然に能動的に行動するようになり、自律的な学習姿勢も育ちます」と齋藤先生。各教科ゾーンに設置された教科センターにはさまざまな資料を展示するなど、教科に興味・関心を高める工夫もなされています。「クラスや学年を超えて生徒同士が接する機会が広がり、礼儀や思いやり、コミュニケーション能力を養うことにも役立っています」と説明します。

 また、真の国際人を育てる独自プログラムを展開しているのも同校の特徴です。創立以来、英語とフランス語の二つの外国語教育が行われており、留学生の受け入れにも積極的です。その一方で、「外国語が話せても、その内容が整然としていなければグローバル人材にはなりえない」という考えから、「表現する」ことも重視。国語科の学芸コンクール、社会科の年間研究レポート、理科の実習レポートなどを通じて、思考力・判断力・表現力を鍛えています。さらに今年度から、入学時から一定の英語力を持つ生徒のための「英語既習者クラス」もスタートしました。

 最後に、入試広報委員長の引地一男先生から入試について説明があり、2017年度から「新3科型入試」を新設することが伝えられました。試験科目は、「読解・論述」「算数」「英語または理科」で、「本を読むのが好き、書くことが好きな生徒を受け入れたいと考えています」とのこと。試験日は2月2日午後で、一般入試は例年どおり、2月1日午後、2月3日午前、2月4日午前の計3回行われます。

 説明会終了後に行われた校内見学では、仕切りのない校務センター(職員室)、自然光が入り込む聖堂、吹き抜けの図書館など、校舎全体がコミュニケーションの場となるよう工夫された開放的な空間を巡り、活気あふれる授業の様子も見ることができました。


図書館は教科の授業でも活用。約4万冊の蔵書がそろい、洋書(英語とフランス語)も充実しています
https://www.caritas.ed.jp/ 別ウィンドウが開きます。

◎学校関連リンク◎

  •  鷗友学園ブログ「鷗友徒然草」〜鷗友学園の日々をご紹介〜
  • 国公立・医学部への最短距離は? 栄東へ

◎人気コンテンツ◎

  • 2017年度中学入試/サピックス小学部第27期生 受験体験記
  • 2017年度中学入試/サピックス小学部第27期生 親子で歩んだ 受験の軌跡
  • 2016 中学入試特集 *入試結果 *入試動向 *受験ドキュメント
  • 2016年度 SAPIX主催 学校説明会レポート《170校のレポートを公開中!》
  • 学校検索/2017スクールデータ公開中
  • 「2017年度入試」出題のポイントと留意点
  • 手軽に作れてからだにやさしい/まんてん塾ごはん:今月のレシピ公開中!

ご注意

コンテンツへのリンクで  のアイコンは、PDFです。表示には Adobe Reader が必要となります。
Adobe Readerのダウンロードは、こちらからどうぞ。↓
Get Adobe Reader

ページトップ このページTopへ