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受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

関東学院中学校 ●9月28日(水)

「忍耐力・やり抜く力・調整力・折り合う力」の四つの力を養成

 横浜の高台には、伝統あるキリスト教主義の学校が多々あります。1884年に創立された横浜バプテスト神学校を前身とする関東学院中学校・高等学校もその一つです。校訓の「人になれ 奉仕せよ」は不変ですが、常に時代の変化を見据えた柔軟な教育を行っています。

 説明会のあいさつに立った校長の冨山隆先生は、2020年度にスタートする大学入試改革について言及し、「『英語の4技能』と『人間的な厚み』が重視されるようになるのは確実です」と説明しました。これを踏まえて、同校では昨年度から中学の英語の授業内容を改編。それまで以上に『聞く・話す・読む・書く』という4技能の習得に力を注いでいます。

 人間性については、「忍耐力・やり抜く力・調整力・折り合う力」の四つの力を育むことを重視しています。「これらは人工知能に取って代わられる力ではない」と話す冨山先生。多文化共生のグローバル社会において、合意を形成する際にも不可欠な力となります」と続けます。

 さらに同校では、自分の能力を独占せず、他者と共に用いることのできる「サーバントリーダー」の育成にも努めており、そうした人材を育てるために、クラブ活動や委員会活動も大切な教育の場としてとらえ、生徒たちに積極的な参加を促しています。冨山先生は「学力の伸長はもちろん、ほかにはない体験を用意して生徒の向上心を刺激しています。どうぞご期待ください」と結びました。

 続いて、入試広報の鈴木書彦先生が教育内容について詳しく説明しました。カリキュラムは検定教科書で着実に基礎を積み上げ、副教材で応用力をつけるスタイルです。また、数学では中3・高1で、英語では中2・3で習熟度別授業を実施。2クラスを3分割し、小テストや課題を通じて理解度を高めるきめ細かい指導で、個々の能力を伸ばしています。このほか、理科では実験を重視し、考察やレポートに取り組む機会を数多く設けて、思考力・判断力・表現力を鍛えています。

 クラス編成は約40名×6クラスで、中2~高1では、成績上位者を集めた「ベストクラス」を1クラス設置。残りの5クラスは学力が均等になるようにしています。高1までは毎年クラス替えがあり、成績次第では「ベストクラス」に上がることも可能です。文系・理系の選択は高2に進級する際に行い、文系と理系でそれぞれ1クラスずつ「難関大学受験クラス」が設けられます。このため、同校は関東学院大学の付属校ながら、毎年、卒業生の約9割は他大学へ進んでいるそうです。

 国際交流プログラムも充実しており、オーストラリア研修旅行やハワイ島理科研修を実施しているほか、留学生の受け入れも積極的に行っています。また、昨年度からフィリピン・セブ島研修が始まりました。この研修は、高1・2の希望者対象で、期間は10日間。現地の講師によるマンツーマンの講義を受けた生徒から「英語力が格段にアップした」と大好評だそうです。

 最後に2017年度入試の変更点が伝えられました。一期のC日程について、これまでの2月3日午前から1日早まり、2月2日午前の実施に変わるとのこと。一期のA日程(2月1日午前)、B日程(同午後)、そして二期(2月6日)の日程はこれまでどおりです。


横浜市・三春台の小高い丘に広がる緑豊かなキャンパス。中学校新館には、同校の理科教育を支える物理・化学・生物・地学・中学理科の五つの実験室があります
http://www.kantogakuin.ed.jp/ 別ウィンドウが開きます。

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