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受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

かえつ有明中学校 ●10月7日(金)

「確固とした基礎学力」を養成する一方、「真の学び」について考えさせる

 かえつ有明中学校・高等学校は、2006年にそれまでの嘉悦女子中学校・高等学校から改称し共学に移行。同時に千代田区富士見町から江東区東雲の有明キャンパスに移転しました。そして、2013年からは「21世紀型教育の成果を高い次元に引き上げる」ことを目的に、中学3年間について「別学教育」を導入。男女別のクラス編成(1クラス30人程度)で授業が行われています。

 この日の説明会は、教頭の前嶋正秀先生のあいさつから始まりました。「大学進学に対応した、確固とした基礎学力を養成するのが本校の目標です」と話す前嶋先生。一方で、「『サイエンス』など独自の科目を通じて、『真の学び』についても深く考えさせている」とも強調します。そして、「生徒たちには、自分の生きる道を自分で切り開くために、自分が必要としているものを自分で獲得できる力を身につけてほしいと思います。そんな願いを『真の学び』ということばに込めています」と続けます。

 ちなみに『サイエンス』の授業は、中1から週2時間設定された総合学習の時間に実施しています。授業は対話を重視した内容で、課題設定に始まり、情報収集と分析、仮説の構築、仮説のクリティカル(批評的)な検証、そしてプレゼン発表で締めくくるという流れで行われます。評価に際しては「知のコード」として客観的にまとめ、それを教員と生徒が共有して「答えのない問い」に対応する能力の育成につなげていきます。

 続いて英語科の内山誠至先生が英語教育について説明しました。内山先生によると、英語の授業は、「価値観と文化の多様性を意味する『Diversity』と、相互刺激と切磋琢磨を意味する『Stimulus』をキーワードに行っている」とのこと。たとえば中1では、4技能のうち「聞く」「話す」を重視して、基礎発音練習やパターンプラクティスといった初歩からスタートします。そして、生徒をランダムにペアを組ませて、3分間英語で話し続けさせる「対話テスト」を実施するなど、段階を踏んで語学を楽しめるような授業を行っています。

 国際理解教育も充実しており、アメリカやイギリスの提携校への1学期間の「セメスター留学」や1年間の「アカデミックイヤー留学」など、留学プログラムを整備する一方、海外からの留学生も積極的に受け入れています。さらに、帰国生も多く、「今の中2の約20%は帰国生」とのこと。その存在に刺激を受けた一般生たちの語学学習へのモチベーションも大いにアップしているそうです。

 最後に中3の生徒が男女1名ずつ登場しました。別学の良さについて二人は「異性の目がないので、自由に過ごせる」と話します。また、中学受験については「算数が苦手で、なかなか点数が取れなかった時期に、ほめてもらえたことでやる気が出た。お子さんをぜひほめてあげてください」「受験当日の朝に両親から激励の手紙をもらい、会場で読んだときに緊張がほぐれました。皆さんも手紙を書いてみてはいかがでしょうか」とアドバイスを送りました。


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