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受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

洗足学園中学校 ●10月5日(水)

生徒の自己肯定感を高め、チャレンジする意欲を引き出す

 幼稚園から音楽大学・大学院までを擁する洗足学園は、中学・高校でも音楽教育に力を入れているのが特徴です。この日の説明会も、OGによる弦楽四重奏から始まりました。演奏後に登場した校長の前田隆芳先生は、9月の文化祭で生徒たちが、準備や運営において「絶対に成功させよう」という高い集中力を発揮したことを紹介し、そのうえで「パワーと可能性を秘めた青少年に、学校は何を与えるべきでしょうか」と参加者に問い掛けました。

 大正デモクラシー期の1924年、「社会に有為な女性を育てる」ことを目的に、裁縫学校として出発した同校は、現在は時代に合わせ、グローバル社会で生き生きと活躍できる人材の育成を目標とし、主体性を育むことに主眼を置いた教育を行っています。そのためには、「自己肯定感を高めていくことを大切にしている」とのことで、結果よりも過程を認める指導を重視しています。さらに中2・3では、自己肯定感について学ぶセミナーなども実施。「自分を否定するのではなく、『自分の存在を認める』という前向きな感情が、何事にもチャレンジしようとする気持ちを生みます」と強調しました。

 そのうえで、中学では地域のボランティア活動への参加を促したり、各自の興味を持っているテーマを掘り下げる研究論文に挑戦させたりと、さまざまなチャレンジの場を与えています。また、生徒が積極的に外に出て交流を図ることを奨励しており、たとえば模擬国連などの学外交流活動を後押ししています。前田先生は「今後も生徒たちの“他流試合”の機会を増やし、新たな発見や人との出会いにつなげて、一人ひとりの精神的な成熟を促します」と結びました。

 続いて教育内容については、教頭の田中友樹先生が説明しました。それによると、同校は昨年から教育イノベーションを始めて、「覚える」だけにとどまらず、「考える」学習にシフトしているとのことです。知識や技能の習得に加え、論文を書く力や研究を進める力もしっかりと養成しています。また、一日の授業時間は65分×5コマで、授業では討論なども積極的に行うなど、能動的な学びを実践しています。このほか学習フォローのため、土曜日の午後に希望制の補習講座を実施。これは生徒1〜3名に対してOG(大学生)が1名ついて指導するもので、「同じ教材を、同じ先生から学んだ先輩ならではの講習は、とてもわかりやすい」と評判だそうです。

 土曜日には、保護者や企業、大学などと連携した講演会や教養講座も行い、自分の進路を深く考えさせるきっかけとしています。そして進学指導では、大学受験を成長の機会ととらえ、生徒のチャレンジを全力で支援。医歯薬系志望者も多く、医学部医学科へも毎年20名前後が合格しています。さらに海外大学への進学にも力を入れてサポートしていることも特徴で、今年は海外大学に21名の合格者を出しました。

 2017年度入試については、出願がWebのみでの受け付けとなります。日程や入試回数に変更はなく、2月1日午前、2月2日午前、2月5日午前の計3回。また、毎年、必ず繰り上げ合格を出しますが、「判定の材料とする各教科の得点については、何回か受験したなかでのベストスコアを採用するため、複数回受験者が有利になる」とのことです。


曲線を取り入れた中高校舎には、最新の映像・音響設備を備えた大講堂などの施設が充実。ICカードで登下校をチェックするシステムもあります
http://www.senzoku-gakuen.ed.jp/ 別ウィンドウが開きます。

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