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受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

安田学園中学校 11月2日(水)

理解を深める学習サイクルを徹底し、「自学創造」の力を伸ばす

 幕末から明治・大正時代にかけての実業家・安田善次郎といえば、銀行や生命保険会社、不動産会社などを起こした安田財閥の創始者です。教育支援にも熱心で、「実業界で有用な人物を育成することは、社会発展の基礎である」という信念を実践するために設立されたのが、1923年創立の安田学園です。当初は商工系の男子校でしたが、2014年に中高ともに共学化し、新たな飛躍をめざして教育改革に取り組んでいます。

 あいさつに立った校長の蓮沼清先生は、こうした学園の沿革に加え、「モットーは『自学創造』です。みずから学んで得た知識を応用できるのはもちろん、進学力と人間力を併せ持った人物の育成に努めています」と、教育目標を簡潔に紹介しました。

 21世紀は社会情勢の変化が激しく、人工知能(AI)の台頭も確実視されています。これからの時代を見据え、同校では社会貢献できる「人間力」、主体的な「学び力」、自己実現のための「進学力」を重視。特に「学び力」の養成に力を注いでおり、「予習(仮説)→授業(検証)→復習(考察)」のサイクルを徹底して学習内容に対する理解を深め、それと同時に粘り強さも養っています。

 その集大成として、高2の3学期に実施しているのが3泊4日の進学合宿です。これは1コマ90分で自習を行うもので、生徒は事前にみずからの学力を踏まえて学習計画を立てます。「合宿の休憩時には担任も計画表と進行表をチェックし、随時修正を加えます。こうした基本の学びを徹底することは、アクティブ・ラーニングなどの土台にもなる」とのことです。

 クラス編成については、中学からの入学者は「先進」と「総合」の2コース制で、このうち「総合」の中3~高2の時期には、英語教育に特化した「特英」コースも設けています。中学は1クラス30名以内の少人数編成できめ細かく指導しており、問題解決能力などを育むため、先進コースでは「探究」、総合コースでは「ライフスキル」という授業を導入しています。また、全員参加の海外研修を実施するなど、グローバル社会を体験する機会も豊富に用意しています。

 学習面では、グループワークなどで主体的に学び、論理的に考える楽しさを味わってもらうことを重視し、学年ごとに勉強合宿も実施しています。始業前に英語・数学の習熟度チェックテストを行い、必要がある生徒には放課後補習を課しています。生徒の学習状況を担任や教科担当が共有し、個別指導に役立てているのもポイントです。

 2017年度入試については、大きな変更はなく、先進コースの生徒を募集する先進特待入試では、適性検査型や国・算・英の3科入試なども選択可能です。3回ある先進特待入試では、すべて総合コースへのスライド合格を認めています。また、同じく3回ある、総合コースの生徒を募集する一般入試でも、先進コースへのスライド合格者を出す場合があります。複数回受験の場合は各教科の最も良い点数の合計で判定する制度を設けるなど、受験しやすくなっています。

 この日は、校内見学も行われ、参加者は2013年に竣工した一貫生用の南館などを見学。階上からは旧安田庭園も一望でき、その景観は見事なものでした。


共学化してから、クラブ活動もさらに活発に。兼部も可能で、女子の加入率は100%を超えています
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