受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

青山学院中等部

2017年5月18日(木)

自己肯定感が 他者への思いやりにつながる

 米国メソジスト監督教会が日本に派遣した宣教師によって、1874年から1879年にかけて創設された三つの学校を源流とする青山学院は、キリスト教信仰に基づく全人教育を行っています。現在、中等部の校舎は建て替え中で、今年4月には本館棟が完成し、学びの環境がさらに充実しました。

 複雑で多様に変化する社会において、「競争よりも協調。難しい課題を解決していく新たな知を、みんなで共有することが大切です」と話すのは、この日、あいさつに立った中等部部長の敷島洋一先生です。続けて、朝の礼拝や宗教行事を通じて、生徒に自己肯定感を持たせることの大切さも説明し、「自分が、神からの賜物を与えられたかけがえのない存在だと気づくことができれば、他者のことも尊重するようになります」と述べました。そして、「本校の教育を通じて生徒たちは、多様な他者と協調・協力することのすばらしさを学んでいます」と強調。「仲間に恵まれ、先生からも認められ、生徒一人ひとりがお互いに高め合いながら楽しく通っています。これからも、そうした学校でありたいと思います」と結びました。

学習意欲を高める 「教科センター方式」の校舎

 具体的な教育内容については、教頭の浦田浩先生が説明しました。まず、中等部の教育について、「本校の特色は『キリスト教信仰に基づく教育』『男女共学』『大学までの一貫教育』の三つ」と紹介。特に中等部では、「最も成長するこの時期だからこそ、本物を存分に与えたい」との考えから、教科教育は「聖書」を加えた10教科すべてに力を注いでいるそうです。

 このほか、中3からは落語やゲーム理論などの選択授業が行われ、幅広い教養を身につけます。また、国際交流の機会も豊富に用意され、オーストラリアでのホームステイや、フィリピンや韓国の学校を訪問するプログラムを実施。グローバルな視点から生徒一人ひとりの可能性を引き出し、国際人としての人間力を育てています。

 一貫校としての強みを生かした教育環境にも特徴があります。たとえば、高等部では大学教員による「学問入門講座」(年10回・計40講座)を実施して、学問への興味・関心を深めています。

 一方、新しく完成した中等部の本館棟は、最新のICT教育環境が整えられ、世界基準の教育を実現しています。その最大の特徴は、生徒が教科ごとに専用教室へ移動して授業に参加する「教科センター方式」を採用していること。浦田先生は、「みずから授業を受けに行く姿勢が、一人ひとりの学習意欲を高めることにつながる」と話します。また、広い廊下は、教科ごとに教材・教具の展示、学習成果の発表、自主学習ができる「メディア・スペース」となっており、クラスや学年を超えた生徒同士の学び合いや、生徒と教員をつなぐ新たな交流の場ともなっています。

 進路については、高等部卒業生の約8割が青山学院大学に進学し、残りの2割は、他大学に進んでいます。大学卒業後は、同校出身者の多くが有名企業に就職していますが、コミュニケーション力や主体性といった社会が求める力を、「中等部と高等部の6年間で着実に高めていきます」と締めくくりました。

イメージ写真
「教科センター方式」を導入した中等部の本館棟。今後、2018年秋にはチャペルと図書館が、2019年夏にはテニスコートが、それぞれ完成する予定です

http://www.jh.aoyama.ed.jp 別ウィンドウが開きます。

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