受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

吉祥女子中学校

2017年5月30日(火)

知的好奇心を刺激して、探究心を育む

 1938年に帝国第一高等女学校として創立された吉祥女子中学・高等学校は、高い大学合格実績で注目を集める女子進学校です。このため、この日の説明会は、会場となった吉祥ホールに臨時席が設置されるほどたくさんの保護者の方が詰めかけました。

 説明会では、まず校長の藤本典子先生が学校のシンボルである“なでしこの花”について紹介。創設者の一人である守屋美賀雄氏の「河原に咲く撫子のごとく清楚に生きよ」ということばとともに、「社会に貢献できる自立した女性を育てたい」「知的探究心を育みたい」という設立当初の“願い”を話しました。こうした精神は今も引き継がれており、「知的探究心を育みましょう」「言葉と行動に責任を持ちましょう」「互いの価値観を尊重しましょう」という三つの教育方針として生き続けています。

 このうち「知的探究心を育みましょう」については、生徒の知的好奇心に訴えかける授業を展開。また、「言葉と行動に責任を持ちましょう」を実現させるため、校則は最小限度に抑え、進路は生徒の内面からの動機づけを重視しています。また、運動会や文化祭の行事運営については、生徒主体で行われています。そして「互いの価値観を尊重しましょう」に対応する取り組みとして、中3の生徒全員が参加するカナダ語学体験ツアーを用意するなど、多様な価値観を知る機会を数多く設けています。藤本先生は、「これからも時代に合わせて、教育環境の充実を図ります。また、来年の創立80周年に向けて、新5号館が建設中です。来年9月には完成予定ですから、楽しみにしていてください」と締めくくりました。

 続いて、広報部部長の綾部香先生から教育の特色や卒業後の進路についての説明がありました。それによると、同校では多くの体験学習を取り入れる一方、夏休みには、全学年で希望制の夏期講習を幅広い分野にわたって100種類以上も行うなどして、一人ひとりの知的好奇心を刺激しています。また、ICT教育にも積極的で、学校専用のメールアドレスを生徒と保護者に配布し、人と人とをつなぐ技術を使って、授業のみならず、学校生活全体で、問題解決や新しい価値の創出ができるように指導しています。こうした一連の教育を通じて、生徒は国公立大学を中心にさまざまな分野を志望し、「全国の大学に目標をもって進学している」とのこと。最近は医学部志望者も増加しており、今春の国公立大学医学部に合格した15名のうち、12名が現役生でした。

 2018年度入試については、大きな変更点はありませんが、Web出願が導入されます。詳細は9月以降、学校のサイトや説明会で発表するそうです。

 このほか、入学直後の生徒の様子についても伝えられました。新入生オリエンテーションなどを通じて友だちづくりをサポートし、「徐々にクラスを超えた交流につなげる工夫を行っている」とのことです。一方、進路指導については、中学時代は自分の将来を考える時期、高校時代は具体的な目標を定める時期といった位置づけで、成長に応じた段階的なプログラムを用意していることを紹介しました。そして、吉祥祭(文化祭)実行委員会の活動が記録された生徒制作の動画も上映され、学校行事に全力で取り組む生き生きとした生徒の姿を見ることができました。

イメージ写真
レンガ造り風の校舎には、ゆったり過ごせる屋上スペースもあります。クラブ活動は、インターハイ出場の弓道クラブ、コンクール入賞多数の吹奏楽部など、33のクラブと同好会が活動しています

https://www.kichijo-joshi.jp/ 別ウィンドウが開きます。

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