受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

立教女学院中学校

2017年6月7日(水)

キリスト教に基づく全人教育によって、「 知的で品格のある凛とした女性」を育てる

 アメリカ聖公会の宣教師であるC.M.ウィリアムズによって1877年に創設された立教女学院は、キリスト教に基づく全人教育によって、知的で品格のある凛とした女性の育成をめざしています。

 この日の説明会であいさつに立った校長の田部井善郎先生は、「今年で創立140周年を迎えた本校は、明治の初期、当時としては画期的だったキリスト教に基づく女子教育を始めました。その時々の価値観や慣習にとらわれず、次の時代を見据えて一人ひとりを大切に育む姿勢が、本校の根幹です」と語りました。そして、「今後も自由に考え、主体的に動き、より良い世界のために、他者と共生できる女性の育成に尽力します。また、保護者の方と密に連携を図りながら教育内容などを共に考え、神から託された大切な存在である生徒たちを大切に育てて参ります」と続けました。

 具体的な教育活動については、教頭の山岸悦子先生が説明します。1学年は200名ほどで、その内訳は中学から入学した一般生が約110名、帰国生が約20名、併設する小学校からの内部進学生が約70名となっています。山岸先生は「このように多様な背景を持つ生徒たちが、次の五つの教育目標の下で、切磋琢磨しています」と話しました。

 まず一つ目が、「他者に奉仕できる人間になる」ことです。キリスト教以外の宗教についても学ぶ一方、著名人を招いての講演なども聞いて、世界には多様な価値観があることを学んでいます。また、ボランティア活動にも積極的に取り組み、社会貢献の在り方についても考えています。

 二つ目が「知的で品格のある人間になる」ことで、そのために実施しているのが総合的学習の「ARE学習」です。生徒自身がテーマを求め(Ask)、調べ(Research)、言語化して発表する(Express)このプログラムの授業は、中1から段階的に始まり、高3で卒業論文を書きます。こうした一連の学習を通じて、生徒たちは教養を深めるとともに、思考力を磨いています。

 三つ目が「自由と規律を重んじる人間になる」こと。たとえば、同校は私服通学ですが、生徒たちみずからTPOに合わせた服装の指針を決めているそうです。また、中1・中2・高1・高3で実施される修養キャンプなど仲間との集団生活を通じて、豊かな人間性やコミュニケーション力も育んでいます。

 そして四つ目の「世の中に流されない凜とした人間になる」と、五つ目の「平和をつくり出し、発信する人間になる」については、「修学旅行や国際理解教育が、その大きな役割を果たしている」とのことです。修学旅行については、中3で長崎を、高2で沖縄を訪問し、世界平和について深く考えさせる機会となっています。また、ニュージーランド、アメリカ、フィリピンの姉妹校との交換留学によって、生徒の視野を広げています。さらに、英語のスピーチコンテストを実施する一方、模擬国連大会にも積極的に参加するなどして、表現力を高めています。

 最後に進路指導についての説明がありました。それによると、立教大学への推薦枠は121名分ありますが、立教大学以外への進学も希望する生徒にも対応し、高2から「理系」「文系(受験)」「文系(立教大学推薦)」の3コースに分かれるそうです。こうして説明会は終了。その後、参加者は聖マーガレット礼拝堂を見学し、パイプオルガンの荘厳な響きに耳を傾けました。

イメージ写真
約5万㎡のキャンパスには、2006年に東京都杉並区の有形文化財に指定された聖マーガレット礼拝堂のほか、豊かな緑が共存。2014年には総合体育館が完成しました

http://hs.rikkyojogakuin.ac.jp/ 別ウィンドウが開きます。

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