受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

獨協埼玉中学校

2017年6月20日(火)

体験を重視した教育で、「自ら考え、判断できる若者」を育成

 東京・文京区にある獨協中学・高等学校の兄弟校として、1980年に埼玉県越谷市に獨協埼玉高校が開校。2001年には中学校が併設され、学問を通じての人間形成を根底に置いた一貫教育を実践しています。

 説明の冒頭で校長の百合壽紀先生は、「生徒の全人格的な発達をめざす本校では、勉強はもちろん、部活動や行事にも全力で取り組むことを求めています」と話しました。そのために同校では、座学にとどまらず、多くの体験によって知識を習得することを重視し、教育目標の「自ら考え、判断できる若者を育てる」を実践しています。

 続いて、教頭兼中等部主任の堀口千秋先生が、具体的な教育内容を説明しました。「特に中学3年間は、生徒が自発的に考える機会を豊富に与えている」とのことで、年間30以上もの実験を行う理科をはじめ、近隣の田んぼで田植えから稲刈りまでを行う「稲作体験(中1)」、東京・上野のアメ横商店街で1日売り子になる「職業体験(中2)」、埼玉県立大学で福祉や介護についての講義や実習を受ける「福祉体験(中3)」など、生徒の興味の幅を広げる総合学習の時間も用意しています。

 また、こうした実験や体験学習では、事前調査やレポート作成にも取り組みますが、その際に活用するのが図書館です。「ここには2名の専任司書が常駐し、蔵書5万冊のなかから資料探しを手サポートしたり、レポートのまとめ方を教えたりしている」とのこと。こうした一連の学びは中3で取り組む卒業論文に大いに生かされているそうです。

 一方、同校は「中学入学時の成績で将来が決まることはない」との考えから、コース別の募集は行っていません。そして、「入学後の成績はすべて学校の責任」として、「『生徒のわからない』を見逃さない」という指導を徹底。授業終了5分前の「質問・まとめタイム」や、つまずいている生徒のフォローを行う「指名制放課後補習」、実力養成のための春期・夏期講習などを行って、生徒を支えています。

 国際理解教育については、中2全員参加の河口湖での「アメリカンサマーキャンプ」のほか、ニュージーランド(中学)、オーストラリア、ドイツ(いずれも高校)の学校との交換留学のプログラムなどを実施しています。堀口先生は「異文化と交流する機会も数多く設けて、語学力向上へのモチベーションアップにつなげている」と述べました。

 進路指導については、高2で文系・理系を選択し、高3では高校からの入学生と合流して、進路別の5コースに分かれます。併設する獨協大学、獨協医科大学へは推薦制度がありますが、併願推薦の制度を利用すれば、他大学の一般入試に挑戦することもできます。ちなみに、獨協大学には例年、卒業生の約20%が推薦で進学しているそうです。また、獨協大学への進学を前提とした「獨協コース」のカリキュラムは、大学講義の受講や、TOEIC検定対策といった大学進学後を見据えた内容で、「推薦基準を満たすだけでなく、大学教授の指導の下、1万6000字以上の卒業論文を完成させることも進学条件となっている」とのことです。

イメージ写真
約8万坪の広大なキャンパスには、別棟の図書館や理科棟、300m陸上トラックや7面のテニスコートなど、充実した施設がそろっています

http://www.dokkyo-saitama.ed.jp/ 別ウィンドウが開きます。

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