受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

  • Top
  • 学校情報
  • 都立小石川中等教育学校:学校説明会レポート

学校説明会レポート

都立小石川中等教育学校

2017年6月19日(月)

「教養主義」「理数教育」「国際理解教育」の3本柱で、グローバルリーダーを育成

 1918年に設立された東京府立第五中学校を前身とし、2006年から中高一貫の6年制学校に移行した小石川中等教育学校は、独自に編成された教育プログラムの下、次代を切り開くグローバルリーダーを育成しています。大学合格実績も好調で、今春は東大14名(うち現役11名)をはじめ、難関大学に多くの卒業生を送り出しました。

 銀座ブロッサムで開かれたこの日の説明会には、校長の梅原章司先生が登壇し、「本校では『立志・開拓・創作』という教育理念に基づき、自ら志を立て、自ら進む道を切り開き、新しい文化を創りだすことのできる人材を育成します」と話しました。

 それを実現するために同校では「小石川教養主義」「理数教育」「国際理解教育」の三つを柱に、日々の教育活動を行っています。たとえば、生徒全員が共通カリキュラムで学習し、文系・理系のクラス分けも行いません。また、4・5年生(高1・2に相当)では、自由選択科目として第二外国語も用意しており、4年生の約7割の生徒がドイツ語、フランス語、中国語のいずれかを学んでいるそうです。梅原先生は「幅広く教養を深めていくことで、豊かな人間性が育まれます。こうした資質が、変化の激しい国際社会において求められるでしょう」と語りました。

 続いて、「本校の教育課程のなかで、最大の特徴」と強調したのが、総合的な学習の時間や学校設定科目の時間に行われる「小石川フィロソフィー」です。これは、6年を通して実施される課題研究で、生徒たちの課題解決力や探究心を育むことを目的としたプログラムです。まず、1・2年生(中1・2に相当)では、探究活動に必要な表現力や読解力に加え、数学的思考力などを磨きます。次に、3・4年生(中3・高1に相当)では、みずから設定した課題を検証し、その結果をプレゼンテーションします。そして、5年生(高2に相当)では、海外連携校と交流しながら高度な研究に取り組み、英語でのディスカッションやプレゼンテーションにも挑戦します。

 「理数教育」の特色としては、数学は中学の内容を2年生までに学び終えて、3年生から高校の内容を学びます。また、全学年で習熟度別授業を行うなど、きめ細かい指導を徹底しているそうです。一方、理科は五つある実験室を活用し、実験・観察の授業を数多く行っています。加えて、3期連続で文部科学省のスーパーサイエンスハイスクール(SSH)の指定を受けている同校では、大学などから専門家を招いての「サイエンスカフェ」や、放課後や土曜日に実験室を開放する「オープンラボ」も開いて、生徒の興味・関心を引き出し、知的好奇心を刺激しています。

 「国際理解教育」については、英語でも数学と同様に習熟度別授業を行っているほか、外国人講師による「コミュニケーション」の授業も実施し、実践的な語学力を磨いています。そして、3年生の海外語学研修ではオーストラリアを、5年生の修学旅行ではシンガポールとマレーシアを訪問し、現地の人々と交流します。

 この日は質疑応答の時間も設けられ、梅原先生は同校の教育方針を紹介しながら、一つひとつの質問にていねいに答えていました。

イメージ写真
前期課程(1~3年生)の生徒は制服を着用しますが、後期課程(4~6年生)の生徒には「自主・自立」を求め、制服の着用義務がありません。部活動も活発で、約40の部・同好会があります

http://www.koishikawachuto-e.metro.tokyo.jp 別ウィンドウが開きます。

◎学校関連リンク◎

  •  鷗友学園ブログ「鷗友徒然草」〜鷗友学園の日々をご紹介〜
  • 国公立・医学部への最短距離は? 栄東へ

◎人気コンテンツ◎

  • 2017年度中学入試/サピックス小学部第27期生 受験体験記
  • 2017年度中学入試/サピックス小学部第27期生 親子で歩んだ 受験の軌跡
  • 2016 中学入試特集 *入試結果 *入試動向 *受験ドキュメント
  • 2016年度 SAPIX主催 学校説明会レポート《170校のレポートを公開中!》
  • 学校検索/2018スクールデータ公開中
  • 「2017年度入試」出題のポイントと留意点
  • 手軽に作れてからだにやさしい/まんてん塾ごはん:今月のレシピ公開中!

ご注意

コンテンツへのリンクで  のアイコンは、PDFです。表示には Adobe Reader が必要となります。
Adobe Readerのダウンロードは、こちらからどうぞ。↓
Get Adobe Reader

ページトップ このページTopへ