受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

麻布中学校

2017年6月1日(木)

校風は「自由」 柔軟な思考力と表現力を育む

 なかのZERO大ホールで開かれた麻布中学校の説明会では、最初にサピックス教育情報センター部長の広野雅明先生が登壇。同校の校風や入試傾向などについて説明し、「あらゆるタイプの生徒に居場所がある自由な校風です」「入試問題については出題の意図をつかみ、それまで学んだ知識をベースに、みずから考え、説明する力を鍛えてください。前半の小問が後半のヒントとなる場合が多いので、設問の流れに沿って解答することも大切です」とアドバイスを送りました。

 続いて校長の平秀明先生が登壇し、多くの画像を使って学園生活を紹介しました。そのなかで最も時間を割いたのが、生徒主導で行われる文化祭の紹介です。平先生によると、文化祭は一人ひとりが人間的に大きな成長を遂げる絶好の機会となっているとのことです。

 さらに、平先生は同校がめざす「自由」について、「本校は自由な学校だといわれますが、大切なのは外面的な自由ではなく、内面的な自由です。つまり精神の自由を確保することにあります」と述べました。こうした考えは、1970年ごろの学園紛争の時期に、教員と生徒が一緒に導き出したもので、今も大事に受け継がれる理念です。「生徒には、権力や、不合理な強制に屈しない心を培い、各自のなかに揺るぎない基準を打ち立ててほしい。本校の教育の眼目は、そんな豊かな人間性を築くことにあります」と話しました。

 一方、麻布教育で大切にしているのは、「徹底的に考え、それを書いて表現する力を育てること」です。そのため、実験・実技・観察に加えて、オリジナルのテキストも多用しながら、柔軟な思考力と表現力を育んでいます。

受験生として特別扱いせず 「恵まれている」ことを意識させて

 こうした説明に続いて、「中学入試をいかに乗り越えるか」といったテーマで話を進めた平先生。小学校低学年の子どもを持つ参加者に対しては、次のようなメッセージを送りました。

 「麻布は自由な学校だからこそ、自己管理のできる人物に入学してほしいと思います。幼少期から、早寝早起き、朝ごはんをきちんと食べる、あいさつをする、家の手伝いをする、そんな当たり前のことを身につけながら、丈夫な体をつくっていきましょう。遊びのなかで自然に親しみ、感性を磨くことも大切です。また、ふだんから多くの人とかかわり、さまざまな体験を積んで、興味・関心の対象を広げておくことが学習へのステップとなります。多くの本を読み、ストーリーを追体験することもいいでしょう」

 次に、学びの習慣が確立する高学年に対しては、「知的世界が広がる5年生からは、書く作業を積むことで根気を養いましょう」と呼び掛けました。

 そして、受験を控えた6年生については、「夏までに弱点を克服し、健康に留意して過ごしましょう。また、本校ではここ数年で若い教員が増え、授業内容も刷新しているので、過去問は6~7年分解けば十分かと思います。加えて、ご家庭では受験生として特別扱いせず、『中学を受験できる自分は恵まれている。幸せな存在だ』という意識をお子さんに持たせてあげてください。本校のめざす『超一流』とは、学業に熱心であることはもとより、他者への思いやりを持ち、困難に立ち向かい、真理に基づいて行動できることです」と語りました。

 最後に受験生本人に対しても、「愛情豊かで幸せな子ども時代を過ごし、人類社会に貢献する大人に育ってほしいと願っています」とのことばを送りました。

イメージ写真
地下1階地上4階の新体育館や理科棟、芸術棟など、都心にありながら充実した設備。多摩川河川敷には野球場もあり、体育の授業でも使用します

http://www.azabu-jh.ed.jp/ 別ウィンドウが開きます。

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