受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

浅野中学校

2017年6月25日(日)

「当たり前」を「当たり前」にできる男子の育成

 1920年に実業家・浅野總一郎氏によって「実社会の即戦力となる幅広い人間の育成」を目的に創立された浅野綜合中学校。戦後の教育改革を経て浅野中学校・高等学校となってからは、着実に国公立大・難関私立大への合格実績を伸ばし続けている神奈川県有数の男子進学校です。創設者の浅野氏の生きざまを表す「九転十起」の精神と、初代校長・水崎基一先生の教育理念である「愛と和」を校訓に掲げ、「為すべき務めを為したる果てに」という信念に基づいて、自分の目標や夢を実現していける人材を育成しています。

 この日、登壇した前田渉校長先生は初めに、「本校は学業・部活動・学校行事の三つを教育の柱に、人として『当たり前』の行為を『当たり前』にできる、思いやりと誠実さを持った人材を育てています」と話しました。そして、同校の特徴として、部活動の活動日に制限を設けていないことを挙げました。週6日活動しているクラブもあり、引退の時期についても高3の夏までやり抜く生徒が多いそうです。「このように生徒たちは文武両道を実践し、団結することや切磋琢磨することの大切さを学んで、信頼関係を築いています」と語りました。

 続いて、各学年のフロアに、職員室よりも小さい「学年控室」を設けていることを紹介しました。担任の教員はそこに常駐し、生徒からの学習・生活相談にいつでも対応できるようにしているそうです。「担任が近くで見守っていると、生徒間のトラブルも大きな問題に発展しにくくなります。また、学習面においても、相談を受けた教員はその内容を各教科の主任教員に報告し、今、どの生徒が何につまずいて困っているのかをみんなで共有しています」とのことですが、これこそがきめ細かい学習指導を実現できる理由の一つといえるでしょう。

 学習面では、中高6年間を見通した効率的なカリキュラムを組んでいます。なかでも英語・数学・理科は、中3で高校レベルの内容に入ります。進度は速いものの、オリジナルの教材などを用意して生徒の興味を引き出しながら授業を進めているのが特徴です。また、単元ごとの小テストで理解度を確認し、遅れがちな生徒に対しては追試や補習を繰り返し行っているそうです。

 力を入れている英語教育については、さらに詳しい説明がありました。ネイティブ講師による英会話の授業については、クラスを2分割して行っています。さらに、「自分の声を録音して提出する」というICT教材の「リピートーク」も導入し、「一人ひとりの積極的な発話を促している」とのことです。

 一方、国際理解教育については、アメリカのトップクラスの大学から学部学生・大学院生を招き、英語でのディスカッションに挑戦するエンパワーメント・プログラムを展開しているほか、スタンフォード大学でのユースリーダー・プログラムや、ホームステイしながらオックスフォード大学で学ぶリベラルアーツ・プログラムを導入。実践的な語学力を高めるとともに、生徒の視野を広げる機会を数多く設けています。

 最後に、学校紹介動画が上映されました。在校生が9月の打越祭(文化祭・体育祭)にひたむきに取り組む姿や、友だち、先生、部活動などについて、ユーモアたっぷりに語る在校生の様子に、この日の参加者たちも熱心に見入っていました。

イメージ写真
JR京浜東北線「新子安」駅、京浜急行線「京急新子安」駅よりそれぞれ徒歩8分。敷地面積5万8655㎡の緑豊かなキャンパスには昨年、人工芝のグラウンドが完成しました

http://www.asano.ed.jp/ 別ウィンドウが開きます。

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