受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

栄東中学校

2017年7月1日(土)

個性と応用力を育むアクティブ・ラーニングを実践

 校訓に「今日学べ」を掲げ、確かな学力養成と豊かな人間形成の両立をめざす栄東中学・高等学校は、東大をはじめとする国公立大学や医歯薬系学部に多くの合格者を輩出する県内有数の進学校として知られています。その教育の特色は、個性と応用力を育むという観点から、「アクティブ・ラーニング(AL)」を積極的に展開していること。教師からの一方的な知識の提供だけに終わらず、課題研究やグループワーク、ディスカッション、プレゼンテーションといった機会を数多く設けています。

 この日の説明会は、生徒の制作による学校紹介動画の上映から始まりました。スクリーンには、京都を訪れ、日本の伝統文化に触れる「古都AL」(中2)、現地の学校で学ぶ「オーストラリアAL」(中3)、各界で活躍する卒業生に仕事の現場を講演してもらう「キャリアAL」(中2)といった各プログラムの詳細のほか、部活動や学校行事に主体的に取り組む生徒たちの姿が、生き生きと映し出されていました。

 続いて登壇した校長の田中淳子先生が、同校の教育について「中学3年間で基礎・基本をしっかりと身につける先取り教育を行い、中3までにセンター試験の範囲をほぼ終わらせます。そのうえで、学んだ知識を応用するALを行い、思考力を高めていきます」と話しました。さらに「授業や校外学習だけでなく、部活動や学校行事においても生徒同士でALを実践し、思考力を磨いている」と強調。なかでもクイズ研究部や理科研究部の部員たちがそれぞれに切磋琢磨して、東大や医学部に現役で合格するケースが多いそうです。

 次にALの授業例として、田中先生ご自身が担当する英語の授業を紹介。動画とともに伝えたのは、中2が高1を相手に、英語でディスカッションをする授業です。「ひいきの球団」「栄東を選んだ理由」などをテーマに、中2が知っている単語を駆使して高1に挑む討論は、時に皮肉やジョークも含み、会場からは笑い声も聞こえました。田中先生は、「先輩・後輩という縦の人間関係が生み出す効果的な授業から、中2は先輩に追いつこうと努力する一方、高1はリーダーシップを学びます。このように、本校のALは、さまざまな角度から生徒の知的好奇心と学習意欲を刺激しています」と結びました。

 中学のカリキュラムについては、中2生担任の市原先生が説明しました。大学受験に直結する基礎力を早期に学び終える効率的なカリキュラムを実現できる理由については、「経験豊富な教員が中学と高校の枠を取り払った専門性の高い授業を行っている」と話しました。また、理科の教員という立場から年間100以上も行う実験の授業については、「あえて成功しない実験に取り組むこともあります。それが生徒の“疑う目”を養い、能動的に学ぶ姿勢を育んでいます」と語りました。

 こうした指導の成果は、今春の卒業生の大学合格実績にも着実に反映されています。たとえば東京理科大学の現役合格者数は延べ161名で全国1位、早稲田大学の現役合格者数も延べ137名で全国2位という結果でした。

イメージ写真
加入率9割以上と、部活動も盛ん。グラウンドが2面あるほか、アリーナや剣道場を備えた体育館棟、室内温水プールなど施設も充実しています

http://www.sakaehigashi.ed.jp/ 別ウィンドウが開きます。

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