受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

香蘭女学校中等科

2017年6月29日(木)

キリスト教の教えを基に、豊かな情操と国際的な教養を磨く

 創立129周年を迎えた香蘭女学校は、英国国教会(プロテスタント)の教えを基盤とした教育を実践しています。同じ日本聖公会のミッションスクールである立教大学との関係が深く、同大学へは80名の推薦入学枠を持っています。

 礼拝堂で行われた説明会は、クリスチャンである校長の鈴木弘先生の開会のお祈りから始まりました。同校では毎日の礼拝を通して感謝の心を育み、他者と共に生きる力を学ぶ教育を展開しているだけでなく、日本古来の礼法を重視し、品性を備えた女性を育てています。

 加えて、「めまぐるしく変化する予測不可能な時代に対応するため」として、タブレットなどICTの活用、英語4技能の強化などにも取り組み、6年間の一貫した学力強化で生徒のポテンシャルを引き出しています。鈴木先生は「本校では、『数値化できない力』を大切に伸ばしていきます。本校の教育や雰囲気がお子さんに合っているかどうか、慎重に見極めていただきたいと思います」と結びました。

 続いて、学校生活の1年の流れをまとめた映像が上映された後は、中等科教頭の井上裕子先生が同校の教育について具体的に紹介しました。「一人ひとりの成長のスピードやタイミングは違います。その時期を的確にとらえるため、本校ではたくさんのチャンスを用意して、個人のスキルと感性を磨いています」と井上先生。たとえば、カナダのプリンス・エドワード島大学での語学研修、イギリスのケンブリッジ大学での語学研修とラグビー校でのサマースクール、韓国の昌寧(チャンニョン)女子高校との交流プログラムなど、多彩なプログラムを用意。このほか、生徒はボランティア活動にも積極的に取り組み、視野を広げています。

 また、同校の特色である「ビッグシスター制度」も紹介。高3が中1の学校生活をサポートするこの制度は、先輩・後輩の絆を深めるものとなっています。このほか、自己啓発のためのSE(Self Enrichment)学習も実施しているそうです。生徒は茶道、箏曲、バレエ、各教科の発展学習など多彩な講座のなかから好きなものを選んで、少人数で学びます。井上先生は、「SE学習は、本当の学びのおもしろさを体感する大切な時間。教養を深めて、豊かな人間性を育みます」と語りました。

 続いて、学習指導についての説明がありました。まず、英語では多読を行うとともに、話す機会を豊富に用意しているとのことです。

 2016年度からは「GTEC for STUDENTS」を生徒全員が受検するなど、4技能のさらなる強化に努めています。一方で、女子の感性を生かした理数教育と協働型問題解決能力を養うプログラムも展開しており、思考力やコミュニケーション力を磨いています。日々の学習においてはきめ細かい指導を徹底。「学習習慣の定着」「基礎学力の定着」を重視しながら、補習などの学習フォローもていねいに行っています。

 卒業後は、毎年、1学年170~180名のうち約80名が関係校推薦で立教大学に進学。20~30名が指定校推薦やAO入試で他大学に進み、残りの70名程度が一般受験に臨んでいるそうです。一般受験者は少人数の演習授業を受け、志望校突破をめざします。推薦枠を利用して立教大学に進学する生徒も、進学が決定した秋以降、TOEICに挑戦するなどして、卒業までの約半年間を有意義に過ごしているそうです。

イメージ写真
部活動は29のクラブが活動。日本のガールスカウト発祥校で、ガールスカウト部の活動が有名です。毎年11月に行われるバザーは伝統行事で、在校生、卒業生、保護者の合同参加で行われます

http://www.koran.ed.jp/ 別ウィンドウが開きます。

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