受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

暁星中学校

2017年7月13日(木)

「家庭の精神」に基づく全人教育で、社会貢献できる人材を育成

 1888年、カトリック男子修道会「マリア会」により開校した暁星学園。1899年には中学校(旧制)が開設され、それ以来、キリスト教の理念に基づく全人教育と、英語とフランス語が必修の語学教育を中心に据えて、グローバルな視野で社会貢献できる人材を育てています。

 同校の設立母体であるマリア会は、「家庭の精神」に基づいた教育理念を特徴としています。校長の飯田雅章先生はこの理念について、「教育の原点は家庭にあります。本校でもそれを踏まえ、生徒、保護者、教員が互いに連携して深い交流に努め、強い信頼関係を築いています」と説明しました。幼稚園と小学校を併設する同校では、そうした小さい子どもたちの面倒を見るボランティア活動を高校生たちが行っていますが、これも「家庭の精神」に基づく教育の一環とのこと。生徒たちは小さな子どもとの触れ合いを通じて、弱い立場の他者を思いやる心を育んでいます。

 また、同校では、運動会や文化祭などで、生徒が学年の枠を超えて協力する伝統が受け継がれており、これらの活動を通じて生徒の内面的な成長を促しています。この点について飯田先生は、「本校では、大学受験のための学習にとらわれることなく個性の尊重に努め、社会の変化にしなやかに対応する力を育てています。勉強だけでなく、部活や学校行事にも一生懸命に取り組み、試行錯誤しながら多くの試練を乗り越えていってほしいと考えています」と語りました。

 続いて、宗教教育主任の松本洋先生が宗教教育について話しました。イエス・キリストの生き方にならい、「自分の使命や役割を引き受け、隣人愛に基づいた生き方を伝えたい」と考えているそうで、「自分の個性や才能を社会のために役立て、“他者のために生きる人”を育成したい」と話します。そのために同校では、週1回の聖書の授業、シスターや助産師による生命の尊さを伝える講話、東日本大震災の被災地でのボランティア活動、広島での平和学習など、さまざまな取り組みを通じて、「自分以外の誰かを輝かせていく人生とは何か」という視点で物事を考える姿勢を育んでいます。

 語学教育についての説明は、フランス語科の光藤賢先生が担当しました。中学では、英語とフランス語の両方が必修です。第一外国語は週6コマ、第二外国語は週2コマ学習しますが、英仏いずれかを第一外国語に選択することもできます。高校では、第二外国語としてのフランス語は選択制となりますが、高3までフランス語を第一外国語として学習した場合には、「フランス語検定2級相当の実力が身につく」とのことです。また、同校の高校生が、フランスの高校生と合同で作成したレポートを、文部科学大臣(当時)とフランスの国民教育・高等教育・研究大臣に手渡している写真を紹介しながら、「このとき、生徒たちは、よりグローバルな視点から、複数の言語を習得する必要性を強く感じたのではないでしょうか」と話しました。

 最後に、中3と高2の生徒が、充実した学校生活について語りました。「付属小学校からの内部進学生とはすぐに打ち解けることができ、たくさんの友人ができました」(中3)、「英語とフランス語を同時に学ぶことで教養も広がり、ことばのセンスが磨かれました」(高2)と同校の魅力を紹介しました。

イメージ写真
部活動も活発です。文化系では競技かるた部が強豪として知られ、「全国高校小倉百人一首かるた選手権大会」での団体戦では11回の優勝を誇ります。体育系ではサッカー部の活躍が目立ちます

http://www.gyosei-h.ed.jp/ 別ウィンドウが開きます。

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