受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

栄光学園中学校

2017年7月7日(金)

OB・隈研吾氏が設計監修した新校舎で 培われる「自学自習」の精神

 1947年に設立された栄光学園中学校・高等学校。カトリックの修道会であるイエズス会を運営母体とし、「生徒一人ひとりが神から与えられた能力を十全に伸ばし、より人間的な社会の建設に貢献する人間に成長するように助けること」を教育理念に掲げ、一人ひとりの「自学自習の精神」を養っています。

 横浜・はまぎんホールで行われた説明会で校長の望月伸一郎先生は、「イエズス会は、思考の過程を重視し、自分らしく解決法を振り返り、自己評価していくことを大切にしています。これは、アクティブ・ラーニングの考えと通じるものがあります」と、同校の伝統的な教育方針を説明しました。

 さらに、「AI技術の発達する未来において人間には、他者とのかかわり合いのなかで『交渉する』『想定外の事態に対応する』といった能力が求められます。これは、与えられた課題をこなしていくだけでは身につきません」と話した望月先生。そのうえで「この力を身につけるには、みずから課題を設定して解決していく経験が求められます。本校ではそういった機会を数多く設けて、豊かな人間性を育んでいます」と強調しました。

 続いて、施設に話題を移します。東京ドームの2.4倍という広大なキャンパスに今年の3月、新しい校舎が誕生しました。新校舎は1階が耐震性能を持つ鉄筋コンクリート、2階が柔らかく空間を包む木造というハイブリッド構造の2階建て。どの教室も床までの掃き出し窓で、ここから直接、グラウンドやテラスに出ることができる開放的な造りです。設計監修は、新国立競技場のデザインでも知られる同校OBの建築家の隈研吾氏。自然と共生した建築物を数多く生み出している隈氏ですが、「自然こそが人間に予測不可能な刺激を与え、柔軟性のある生徒を育むことにつながる」という思いから、こうした設計となったそうです。そのほか説明会では、二つの体育館、サッカーコート、野球場など、充実した施設も映像で紹介されました。

生徒同士が共に学び合いながら、 お互いを高めていく

 次に、英語科の葛西一仁先生が、中学の英語教育の特徴について説明しました。入学当初は帰国生から英語に苦手意識のある生徒まで、さまざまなレベルが混在するなかで授業が行われますが、ゲーム感覚のペアワークや歌を取り入れたものなど、「楽しく取り組めることを重視した授業を行っている」とのことです。一方、家庭学習においては、その日の授業の復習を必ずノート1ページ分以上は取り組ませているそうで、「まずは、新しい言語を習得することの楽しさを伝えたうえで、自学自習の習慣形成につなげていきます」と話します。このほか、「人前で、英語でのプレゼンテーションにも挑戦させている」とのことです。

 続いて数学科の古賀慎二先生が、「強い興味・関心を引き出すため、生徒に〝本物を伝える〟ことを常に考えながら、授業を工夫しています」と説明しました。その数学では、「他者へ物事を伝える」をテーマに、生徒が先生役になってクラスメートを指導する授業も行っているそうです。人に教えることで、より理解が深まるとともに、仲間とのコミュニケーションを通して伝える力と表現力も磨いています。古賀先生は「本校は、生徒同士が共に学び合いながら、お互いを高めていく教育を大切にしています」と結びました。

イメージ写真
木の香りとぬくもりにあふれる新校舎。南棟のグラウンド側は全面ガラス張りで、目の前には広大なグラウンドが広がります。また、新たに天井の高いラーニングスペースも設置しました

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