受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

清風南海中学校

2017年8月26日(土)

仏教を礎に人間教育を実践 約75%が国公立大学へ進学

 毎朝、校長先生が校門で生徒たちを出迎えている清風南海中学校・高等学校は、「授業第一主義」を徹底し、仏教精神に基づいた人間教育を行う、大阪を代表する共学の進学校です。2013年の創立50周年を機に、最新の設備を備えた新校舎が完成しました。

 この日の説明会において入試広報部部長の東和田功勝先生は、「例年、卒業生の約80%が国公立大学に合格しており、今春の大学入試においても、東大6名、京大28名、国公立大医学部医学科31名をはじめ、多くの卒業生が難関大学に合格しています」と進路について説明しました。

 同校では、充実した学習指導によって確かな学力を育む一方、豊かな人間性を養う心の教育も重視しています。その柱となるのが、仏教精神に基づいた建学の精神「徳・健・財」です。「徳」は人間らしい心、「健」は健康な体、「財」はお金を稼ぐことではなく、正しい経済生活のことを指します。社会のなかで、安心と尊敬と信頼の対象となり、信用され得る人物の育成をめざしています。

 仏教を中心とした宗教教育として、全学年で週1時間の宗教(道徳)の時間を設けているほか、全体朝礼では般若心経を唱えています。年1回行われる修養行事では、高野山(中1・高1)、法隆寺(中2・高2)、伊勢神宮(中3・高3)を訪れます。また、中1を対象に、校内の実習農園で農作物の栽培を行っており、生徒たちは勤労の尊さや喜び、命を大切にする心を学んでいます。

全コースが国公立大進学に対応 英語4技能への対策も強化

 カリキュラムについては、「スーパー特進コース」「特進コース」ともに、月曜から金曜まで50分×7コマの授業を行う(土曜は4コマ)ことで、公立中高の約1・5倍の授業時間を確保。高2から高3の1学期までに高校課程を終え、以降は難関国公立大学の入試対策を行います。また、新校舎には20名規模の教室を多く設けており、クラスを分割しての少人数制授業や、個別の補習なども数多く行っているのが特徴です。

 また、2015年にスーパーグローバルハイスクール(SGH)に指定された同校では、高校に6年一貫生を対象とした「スーパー特進グローバルコース」と「特進グローバルコース」を新設しました。「基本的には他コースと同じカリキュラムですが、週2時間の総合学習の時間を利用して、研究発表やネイティブ教員による授業を行っています。目標はTOEFL iBTで100点以上を取得すること。アメリカの名門・チョート校と提携を結び、留学制度も設けています」と東和田先生。また、大学入試改革に対応した英語4技能の養成に関しては、全コースで十分な対策を行っています。

 最後に入試については、2018年度も前年度と同様に入試解禁日の2日目と4日目に実施することが伝えられたほか、11月に実施されるプレテストへの参加が勧められました。このテストは本番の入試問題を作成・採点する先生が担当されるとのこと。「合格可能性を試すだけでなく、間違えた問題を復習して本番に生かすという姿勢で臨んでください」とアドバイスされ、説明会は終了。質疑応答の時間も設けられ、参加者からは多くの質問が寄せられました。

イメージ写真

http://www.seifunankai.ac.jp/ 別ウィンドウが開きます。

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