受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

母校再訪

(2016年10月号掲載/2016年09月公開)

大宮開成中学・高等学校

常に声を掛けてくれる先生に支えられ
入学時は夢だった進路を現実のものに

 大宮開成中学・高等学校は、「愛・知・和」を校訓に掲げ、実社会において役立つ人間創りに取り組んでいます。そのために必要なのが、健全な精神に支えられた「調和のとれた人間教育」、6年間を通じて学んだことが実生活の場で実現できる「生きた教育」です。先生方が生徒を温かく見守り、熱心にコミュニケーションをとるなかで、日々の勉強や部活動の積み重ねが年々大きな成果を生み出しています。今回は希望の進路を実現した2人の卒業生に、学校生活について聞きました。

風通しの良い和やかな校風
部活も行事もしっかり楽しむ
大久保 智幾さん
東京大学 
文科三類 2年

―入学してみて、大宮開成にどのような印象を持ちましたか。

大久保 とても風通しの良い学校だなと思いました。先生方が常に声を掛けてくれ、たとえばテストの成績が悪かったら、「こういう問題をやったらいいよ」とアドバイスしてくださいます。入学してすぐから、先生と話しやすい雰囲気ができていました。

 また、中高一貫部は一学年の人数が少ないので、友だちもつくりやすかったです。入学して間もなく1泊2日の「フレッシュマンキャンプ」があるので、すぐにみんなと仲良くなることができました。

阿部 わたしも先生方がフレンドリーに接してくれることに驚きました。入学前は「中学の先生って怖いんだろうな」と思っていたのですが、どんなときでも気軽に話し掛けてくださるので、こちらも話し掛けやすくて、和やかな雰囲気のなかで学校生活を送れました。

 授業中も、先生が生徒の席の間を回っていることが多いので、よく見てくれているという安心感があって、質問もしやすかったです。

―中学・高校の6年間で、特に印象に残っていることは何ですか。

充実した設備がそろい、アーチェリーに思い切り打ち込めました 大久保 ぼくは中高の6年間、アーチェリー部で活動しました。大宮開成には充実した練習環境が整っているので、アーチェリーをやりたくて入学してくる生徒もいます。部活では縦のつながりが重視されるのですが、だからといって厳し過ぎることもなく、楽しく練習に励んでいました。高校生になってすぐのころ、射ち方が悪くなって的に当たらなくなってしまった時期がありましたが、顧問の先生やOBでもあるコーチにアドバイスをしてもらって、またきちんと当たるようになりました。

 伝統的に強い部なので、先輩たちを見たり、同期で競争したりするうちに「うまくなりたい」「さらに上を狙いたい」と思うようになりました。高3の夏には、個人でインターハイに出場するという実績を残すことができ、「あきらめずに努力してよかった」と実感しました。

阿部 わたしは中学時代に部活でバスケットボールをやっていて、3年生では部長を務めました。あまり強い部ではなく、「楽しく練習しよう」をモットーとしていましたが、顧問の先生の面倒見が良く、いつも練習に付き添って指導をしてくれました。バスケ部の仲間とは今も仲が良く、卒業直後には顧問の先生と保護者と生徒で一緒に食事会をしたこともあります。一生付き合える、かけがえのない仲間をつくることができました。

 行事では体育祭がいちばんの思い出です。大宮開成ならではの珍しい種目もあり、先生が生徒の希望を聞いて、毎年のように新しい種目を追加します。多くの生徒の背中の上を1人が走っていく「いなばの白うさぎ」、シートを引っ張って、それをほかの生徒がジャンプして越える「波乗りジョニー」などが盛り上がりました。担任の先生が参加する競技もあるので、先生と生徒みんなが一体となって戦っている感じでしたね。

―ほかに思い出深い行事はありましたか。

受験期に先生や友だちと一緒に過ごした、思い出の自習室

大久保 文化祭では毎年、ペットボトルのキャップを集めて絵を作るのが、大宮開成の名物です。本当にクオリティーが高くてびっくりします。アーチェリー部では、中学受験をする小学生と保護者向けにアーチェリー体験を行いました。次の年度の部員獲得にも少し役立ったと思います。

阿部 高1でオーストラリアに語学研修に行きます。メルボルンのモナシュ大学に通学して、語学やアボリジニのこと、オーストラリアの歴史などを学びながら、ホームステイ先でホストファミリーと一緒に過ごします。現地の人との交流を通じて、貴重な体験ができました。

生徒の希望に応じて
進路の実現を手厚くサポート
阿部 真奈さん
慶應義塾大学 文学部 
教育学専攻 2年

―中高時代を振り返ってみて、母校の良かった点を教えてください。

大久保 先生方の面倒見の良さがすごいなと思いましたね。受験対策では生徒のニーズに合わせて、さまざまな補習を開いてくださいました。先生1人に対して生徒が1人という場合もありました。国公立大学の二次試験の3日前くらいまで補習があったので、不安な部分を残さずに試験に臨めました。

 実は、ぼくは入学した当初の成績は下のほうで、中1の最初の定期テストでは、英語で40点台を取ってしまいました。初めて英語を学んだので、単語のスペルは覚えるものだということも知りませんでした(笑)。毎回の授業で必ず宿題が出るため、それをきちんとやれば復習になり、授業で学んだことを理解することができます。宿題は多すぎて負担になるほどではなく、ちょうどよい量だったので、授業をしっかり聞き、宿題で復習するという流れが自然に身について、気がついたら成績が上がっていったという感じです。

阿部 先生方から受けた影響はとても大きかったですね。わたしも入学したころの成績はクラスでも下のほうだったのですが、先生がうまく声掛けをして伸ばしてくださいました。模試の成績が良かったときには、担任ではない先生にも「がんばったね」とほめてもらえて、「よく見てくれているんだな」とうれしく思ったことを覚えています。勉強のことはもちろん、進路のこと、普通の世間話のようなことも頻繁に話していました。

 わたしは国公立大学も受験したので、私立の入試が終わってから、国公立の二次試験までの間が特に苦しい時期でした。この間、毎日のように学校に行って、友だちと一緒に勉強していました。先生に質問したり、友だちと話したりすることで気持ちが落ち着き、みんなで一緒にがんばることができました。結局、国公立も合格したのですが、悩んだ末に慶應義塾大学への進学を決めました。

 大学では教育学を専攻していますが、この進路選択には中高の6年間を大宮開成で学んだことが大きく関係しています。先生方に成績を伸ばしてもらい、充実した学校生活を送れたことによって、「教育という学問を通して、人間とは何かを考えたい」と思ったのです。

―これから大宮開成をめざす後輩たちにメッセージをお願いします。

教室の黒板の前で、高3の担任だった片田成貴先生と 大久保 大宮開成では、6年間楽しく過ごせることはもちろんですが、それだけで終わりではありません。中高時代を一緒に過ごした友だちとはずっと付き合いが続きますし、勉強をがんばれば、大学やその先の進路に必ずつながっていきます。

阿部 わたしは先生や友だちに恵まれ、とても過ごしやすい環境で学校生活を送ることができました。サポートシステムがしっかりしているので、がんばれば成績も伸びて、希望の進路を実現することができます。ぜひ入学して、先生や友だちと一緒に夢に向かってがんばってほしいと思います。

《学校のプロフィール》

大宮開成中学・高等学校

所在地 〒330-8567 埼玉県さいたま市大宮区堀の内町1-615
交 通 JR各線・東武野田線「大宮」駅東口より徒歩25分、または「大宮」駅よりバス7分「天沼町(大宮開成中学高等学校前)」下車
電 話 048-641-7161(代)
H P http://www.omiyakaisei.jp 別ウィンドウが開きます。

《Information》

●学校説明会 各回10:00~
10月 8日(土)、11月10日(木)、
11月25日(金)、12月 3日(土)、
12月15日(木)
●入試対策会(要予約)
11月23日(水・祝)9:00~
●文化祭
10月29日(土)・30日(日)  10:00~15:00
※説明会を以下の時間帯で同日開催
10月29日(土)13:00~14:00
10月30日(日)11:00~12:00

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