受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

母校再訪

(「17年6月号」より転載/17年5月公開)

三輪田学園
中学校・高等学校

将来の目標を見つけて力をつける
仲間と共に過ごす充実した6年間

 1887(明治20)年に開校した三輪田学園は、「徳才兼備の育成」を教育理念に掲げる女子教育の伝統校です。創立以来、豊かな人間性と高い学力を併せ持つ女性を育て、時代の求めに応じた教育改革にも積極的に取り組んでいます。生徒たちはどのような6年間を過ごしているのでしょうか。今春、三輪田学園高等学校を巣立ち、「三輪田でよかった」と話す2人に、中学・高校時代を振り返ってもらいました。

少人数でアットホーム
一生の友人ができる環境

青山 莉子さん
北海道大学総合理系 1年

―最初に、三輪田を志望した理由と、入学後の印象についてお聞かせください。

青山 女子校を検討するなかで、三輪田の和やかで穏やかな雰囲気に魅力を感じたのが志望理由です。入学後もその印象は変わらず、中高を通じて本当に穏やかに楽しく毎日を過ごすことができました。

加藤 バスケットボール部の見学に来たときに先輩が優しく教えてくださったのがきっかけです。母の友人の卒業生からも「大人になっても交流できる友人ができる」と聞き、この学校に行きたいと思うようになりました。

―部活動や委員会活動、学校行事にも熱心に取り組まれたとお聞きしました。

青山 部活動は中1から器楽クラブに所属し、高2で部長を務めました。80人を超える部員をまとめるのは大変でしたが、やりがいのある仕事で、良い経験になりました。リーダーシップも身についたと思います。

加藤 わたしはバスケットボールクラブに所属し、高2で引退するまで続けました。けがをしてリハビリに励んだ時期もありますが、仲間や先輩、先生に支えてもらい、深い信頼関係を築くことができたように思います。委員会では高2のときに体育委員長を務めました。全学年をまとめる難しさを学ぶ一方、団結する大切さを実感しました。

―学校行事はいかがでしたか。

青山 最後の三輪田祭(文化祭)で、器楽クラブでの練習の成果が出せたのは一番の思い出です。良い仲間に恵まれました。

加藤 わたしが責任者を務めた球技大会が印象に残っています。バスケットボールで競うのですが、中2と高1のときには準優勝しました。ふだんはプレーする立場ですが、指導する難しさを体感。審判など裏方の大変さもあらためてわかりました。

―三輪田ならではの特色は、どんなところで実感しましたか。

青山 1学年170名程度のアットホームな女子校という点が大きな特色だと思います。生徒同士の仲が良く、先生とも、とても近い関係になります。もう一つは、礼儀作法についてしっかり学べるところです。この学校に来ていなければ、美しい作法は身についていなかったと思います。

加藤 人数が少ないことで、友人と一生続く濃い関係を築くことができたと実感しています。あいさつや礼儀には厳しい面もありますが、6年間の学園生活を通して、その大切さをしっかりと学ぶことができたと思います。

進路選択につながった
視野を広げ力が身につく授業

加藤 舞さん
明治大学国際日本学部
国際日本学科 1年

―印象に残る授業はありますか。

青山 生物の授業です。動物はもともと好きだったのですが、生物の先生のお話がとてもおもしろくて、さらに生物が好きになりました。

―実験も多いのですか。

青山 中学の理科では、生物に限らず、実験の授業が多く設けられています。

加藤 わたしは世界史の授業が印象に残っています。先生は単に歴史を教えるだけにとどまらず、グローバル化する世界のなかでどう生きていくかを考えさせ、視野を広げさせてくれました。

―英語教育にも定評があります。どのような授業でしたか。

加藤 中1では教科書をしっかり読むことを重視するので、基礎力がつきました。ネイティブの先生による英会話の授業でも力がついたと思います。ネイティブの先生とは休み時間にも英語で話していました。

青山 高2での英語ディベートの授業が好きでした。ネイティブの先生の指導を受け、自分の意見を英語で述べるのは難しかったけれど、とても楽しかったです。

―卒業後の進路はどんな理由で決めたのですか。

青山 生物の授業が好きで、特に動物の行動に興味がありました。夏休みに海外へ野生動物の観察に出掛け、もっと勉強したいと思うようになったのです。それには北海道大学が最適でした。大学では動物の行動学を専攻し、将来は研究者になりたいと考えています。

加藤 兄の留学と世界史の授業がきっかけで、国際関係学を学びたいと思うようになりました。将来は世界を舞台に仕事をして、テロや難民といった問題が多発している状況を少しでも変えられる人間になりたいと考えています。

―最後に受験生へのメッセージと、受験勉強へのアドバイスをお願いします。

青山 三輪田は穏やかな気持ちで過ごすことができる学校です。先生も生徒もとても仲が良いので、安心して来てください。受験勉強は目標を決めてこつこつ進めましょう。気負い過ぎず、息抜きもしながら取り組むことが大事だと思います。

加藤 友人とも先生とも一生続く関係を築くことができます。三輪田は海外留学制度も充実しています。目標を持って、将来に向けてがんばってください。受験勉強は小さな目標を設定し、一つひとつ達成していくことが大事だと思います。

校長先生からのメッセージ/女子校の良さを生かす教育環境
英語教育もさらに強化していきます

三輪田学園中学校・高等学校
校長 吉田 珠美先生
三輪田学園中学校・高等学校
校長 吉田 珠美 先生

 三輪田学園は開校以来、女子教育一筋に邁進してきました。教育理念として掲げるのは、「徳才兼備」。豊かな人間性と高い学力を備えた女性の育成に力を注いでいます。人間性を表す「徳」はいつの時代にあっても大切なもので、その上に花咲くのが「才」=学力であると本校では考えています。礼儀作法やしつけ教育を大切にしているのもそのため。相手を敬い、思いやる気持ちを形で表現する美しい所作は、心を磨き、徳を得ることにつながります。一生の財産として身につけてほしいと願っています。

 一方で、時代の流れに即した教育改革も進めています。英語教育、国際教育もその一つです。英語では、4技能をバランス良く鍛えるため、習熟度別の分割授業を行うとともに、ネイティブ教員による指導を強化しています。たとえば、ネイティブ教員といつでも英会話ができる「英会話室」を設け、“使える”英語の習得をめざしています。併せて、海外留学制度や研修制度も拡充。海外で学ぶ機会やメニューは、これからも増やしていく予定です。英語力がものをいう模擬国連への参加もスタートさせました。

 最近は理科教育についても力を入れています。理科にも女子ならではのセンスが生きる分野がたくさんあります。本校でも理系に進む生徒が増えてきました。女子校という環境の良さを生かしながら、理系分野の「才」もうまく伸ばしていきたいと考えています。

《学校のプロフィール》

三輪田学園中学校・高等学校

所在地 〒102-0073 東京都千代田区九段北3-3-15
交 通 JRほか「市ヶ谷」駅より徒歩7分、同「飯田橋」駅より徒歩8分、東京メトロ東西線・半蔵門線・都営新宿線「九段下」駅より徒歩15分
電 話 03-3263-7801
H P http://www.miwada.ac.jp 別ウィンドウが開きます。

《Information》

●学校説明会(要予約)
  6月10日(土)  10:00〜11:30
  9月18日(月・祝) 11:30〜12:30
10月21日(土)  10:00〜11:30
11月18日(土)  12:30〜14:00
12月23日(土・祝) 13:30〜14:30
  1月13日(土)  10:30〜11:30
●天文クラブ体験とイブニング説明会(要予約)
11月25日(土)  17:30〜19:30
●ミニ学校説明会(要予約)10:30〜11:30
  5月20日(土)、  5月30日(火)、   7月  4日(火)、  7月22日(土)、
10月31日(火)、11月28日(火)、   1月16日(火) 
●校長と入試問題にチャレンジ(6年生対象・要予約)
  9月  9日(土)、10月14日(土)、 11月  4日(土)、11月11日(土)、
12月  2日(土)、12月16日(土)
10:00〜11:30
●オープンスクール(要予約)
  6月24日(土)  14:00〜16:00
  9月18日(月・祝)10:00〜11:00 13:00〜14:00
●三輪田祭(文化祭)
10月  7日(土)・8日(日)
9:00〜16:00

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