受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

SCHOOL LIVE! スクールライブ!

(2016年08月公開)

東京女学館中学校・高等学校/「女学館の今」を体感できる
生徒主体のオープンスクールが開催

 中高の6年間は、お子さんにとって心身ともに大きく成長する大切な時期。志望校選びにおいては、「わが子に合う学校か」を見極めることが大切です。体験学習やクラブ見学会などを通して、学校の“今”に触れることができる「オープンスクール」は、受験生自身が学校を知ることのできる絶好の機会。ここでは6月18日(土)に開催された、東京女学館中学校・高等学校のオープンスクールの様子を紹介します。当日は、およそ1000名の小学生と保護者の方が訪れ、さまざまなプログラムに参加しながら在校生と交流しました。

1家族に1人、ガイド役の 生徒がついて校内を案内

書道部による大筆パフォーマンス。BGMに乗って、漢詩の一節「天朗気清」の文字を軽快に書き上げます  1888(明治21)年に創立された女子伝統校、東京女学館中学校・高等学校のオープンスクールは年に2回、例年、6月と10月の土曜午後に開催されます。

 まずは、記念講堂での全体会からスタート。約1000名の来場者を迎えるのは在校生によるピアノの生演奏です。続いて登壇した校長の福原孝明先生は、「本校は再来年に130周年を迎えます。長い歴史のなかで常に中心にいたのは生徒たちです。生徒たちが主体的に取り組む姿勢を最も大切にしてきた学校です。楽しく学ぶことで成果が実ります。そのため共に励む友だちの存在が不可欠です。今日は本校の生徒の姿をじっくりと見てください」とあいさつしました。

 学校生活の様子は、卒業生製作のDVDにより紹介されました。入学式に始まり、球技会や研修旅行、記念祭といった学校行事がコメント付きで次々とモニターに映し出されます。ほかにも、広島県福山市にあるホロコースト記念館から贈られた“アンネのバラ”の世話や平和学習を行う有志の会「アンネのバラ委員会」のプレゼンテーション、書道部によるパフォーマンスといった催しも行われました。

 記念講堂での全体会が終わると、来場者は体験・学習講座に参加したり、部活動を見学したりします。校内は指定されたエリア内であれば自由に見学できますが、希望すれば家族1組に生徒1名がインタープリター(ガイド役)として付き、校内を案内してくれます。生徒会役員やボランティア学習委員、そして募集に応じた一般の生徒たちによって構成されるインタープリターはおよそ70名。来場者からの質問を想定して、全員が学校の沿革などをしっかりと確認して臨んでいるそうです。

 この日、編集部にガイド役として同行してくれたのは、全体会の司会役を務めた高校の生徒会長と副会長。タイムスケジュールを確認しながら、効率良くクラブや体験授業の会場を案内してくれます。ほかの来場者たちも、担当するガイド役の生徒と会話が弾んでいるようで、「女学館の今」を感じさせる粋な計らいとなりました。

記念講堂での全体会からオープンスクールがスタート 国算理社の教科別に入試問題解説を実施。算数では「食塩水の濃度」を導き出す問題が取り上げられました 校内を案内してくれた生徒会長と副会長。同校伝統のダンスのモザイク壁画の前にて
11月の記念祭に向けて 各部が練習にいそしむ

部員数が最も多いオーケストラ部。弦楽器、管楽器がそろった迫力の演奏に来場者から大きな拍手が送られました  女学館生たちの様子を伝えることが目的のオープンスクール。今回、参加している文化系クラブの多くは、11月の記念祭に向けての練習をしていました。なかでも英語部は、全編英語で上演するミュージカルのリハーサルを公開。今年の演目は、中学生がディズニーの「ザ・リトル・マーメイド」、高校生はブロードウェイ・ミュージカルの傑作「ウェストサイド・ストーリー」です。表情豊かな演技や朗々とした歌声、ダイナミックな踊り、そして何より流暢な英語に感心させられます。「自分たちで作るオリジナルの衣装もすごいですよ」という生徒会長・副会長のことばを聞けば、11月の本番も鑑賞したくなります。

 一方、第一音楽室からは、オーケストラ部の迫力ある演奏が聞こえてきます。今年は、チャイコフスキー作曲「ロミオとジュリエット」幻想序曲、エルガー作曲「威風堂々」など4曲に挑戦するそうです。「指揮の先生の下、中2以上の部員全員で4月からずっと練習しています」と話すのは、自身が部員でもある副会長。「担当している楽器はチェロ」とのことです。

翌週に控えたコンクールのリハーサルを行うダンス部。高校生は「アンネのバラ」がテーマ  また、グラウンドや体育館では、ソフトボール部、テニス部、バスケットボール部、卓球部などが、試合に向けた練習や紅白戦を行っています。翌週にコンクールを控えたダンス部は、最後の仕上げとばかりに通し稽古に余念がなく、中学・高校のチーム別で、息の合った華麗な舞を披露していました。

 ほかにも、ステンシルでのカード製作(染織部)、アイスボックスクッキーの試作(家庭部)、ウミホタルの発光実験(生物部)、テニスマシンによる試打会(テニス部)など、体験型の催しを行っているクラブは、どこも来場者たちでにぎわっていました。さらに、ネイティブ講師による英会話の体験授業や、教科ごとの中学入試問題の解説授業などを通じて、入学後の学びを体験することもできます。

 教育の一環としての位置づけで、生徒が主体となって企画・運営している同校のオープンスクール。女学館生と楽しく交流できるこの催しは、来場者にとって同校の教育方針や校風を実感できる、またとない機会となったことでしょう。

染織部では部員作成の型紙を使って、ステンシル体験を実施。素敵なカードを作ります 校内にあるビオトープで採取した植物から、好きなものを選んで押し花を作ります グラウンドではソフトボール部が紅白戦の真っ最中。中学・高校合同で練習に励んでいます

《学校のプロフィール》

東京女学館中学校・高等学校

●所在地 〒150-0012 東京都渋谷区広尾3-7-16
●交 通 ‌JRほか「渋谷」「恵比寿」駅よりバス約10分、東京メトロ「広尾」駅より徒歩12分
●電 話 03-3400-0867
●H P http://www.tjk.jp/mh 別ウィンドウが開きます。

《2016年度 各種行事日程のお知らせ》

●学校説明会
  9月6日(火)10:00 〜(要予約)
12月22日(木)13:00 〜(予約不要)
●入試説明会(要予約)6年生対象

11月12日(土)10:00 〜

●オープンスクール(予約不要)
10月22日(土)14:00 〜16:00
※入試個別相談も実施
●創立128周年記念祭(予約不要)

11月 5日(土)11:15 〜16:30
11月 6日(日) 9:00 〜16:30

※両日とも入試個別相談を実施


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