受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

スクール情報

(2014年7月公開)

甲陽学院中学校 第64回 桐朋祭
6月7日(土)・8日(日)

各学年を縦割りにして 5チームで総合点を競う

綱引き」では、中3チームと教員チームが対決。その結末はいかに

甲陽学院は中高一貫校ですが、高校とは敷地が別になっているため、体育祭などの学校行事は中学と高校で別々に行われます。今年、中学の体育祭が行われたのは6月17日。4月に体育祭実行委員会が結成され、この日のために、何度も話し合いを重ね、生徒が一丸となって準備を進めてきました。当日の審判、放送、得点、誘導といった各係は生徒が担当しており、入学して間もない中1生にも、さまざまな役割が与えられています。

 高校の体育祭は学年対抗の横割りで行われますが、中学では各学年をクラスで縦割りにして、A~Eの5チームが総合得点を競って対決します。今年の演技種目は午前・午後合わせて19。そのうち16種目が得点を競うものとなっています。

「クラブ対抗リレー」は人気種目の一つ。ユニフォーム姿で激走します

中1・2による「ブロック対抗リレー」。各クラスから6人が出場する色別対抗戦です

 トラックの目の前には保護者が観覧するためのテントが4か所設置されており、合計約300の椅子を用意。平日の開催ですが、お父さんたちの姿もかなり見られます。また、2か所設けられた「撮影ゾーン」では、わが子の活躍を収めるべく、保護者の方がカメラやビデオを持ってスタンバイしています。

 体育祭の開始時刻は9時30分。100メートル走の予選を皮切りに、1500メートル持久走、大縄(8の字ジャンプ)、中1と中2の学年対抗リレー、綱引きなどが行われ、広々としたグラウンドでは、真っ白な体操服にチームカラーの鉢巻きを締めた生徒たちが懸命に戦います。前半戦の最後の種目である綱引きには、全学年各クラスの精鋭25人が参戦。そこで勝利した中3チームと教員チームとの対決も見られ、大いに盛り上がりました。

後半戦は「クラブ対抗リレー」から 名物競技「30人31脚」にも注目

中1の「5人6脚リレー」。どのクラスも、チームワークを発揮して見事に完走しました

 昼食休憩を挟んで、後半戦が始まったのは13時。最初の種目は「クラブ対抗リレー」です。その名のとおり、陸上部、サッカー部、野球部、テニス部、バスケットボール部、剣道部、柔道部など、運動部の部員によるリレー競技で、出場選手はふだんの部活動のユニフォームを着用。さらに、テニス部はラケット、剣道部は竹刀、野球部はボールなど、各クラブにちなんだものをバトンにして走ります。毎年上位を獲得する陸上部やサッカー部は、いかにも速く走れそうなウェアですが、剣道部や柔道部の部員たちは道着に裸足で、しかも、剣道部は全員が重い防具を着けているのでかなり不利です。予想どおり剣道部は最下位だったものの、アンカーがゴールする際、部員同士で気合の入った立ち合いを披露。これも狙いなのでしょう、観客席からは笑いとともに、大きな拍手が送られました。

「30人31脚」は甲陽学院の名物種目。30人が一斉に走る姿は迫力があります

「100メートル走」は予選を通過した各学年6名が決勝に進出。表彰式も行われました

 また、甲陽学院の名物種目である中2・3による「30人31脚」も見応えがあります。各クラスの30人が足をひもでつないで、グラウンドを駆け抜けるタイムを競うのですが、タイミングが少しでもずれると、全体のバランスが崩れてしまうという難しさがあります。掛け声担当の生徒がスタート前から「イッチニ、イッチニ」と大きな声を出して全員の息を合わせますが、それでも30人がぴったりそろえるのはひと苦労。途中で足並みが崩れて転びそうになるたびに、会場から「あ~!」という悲鳴が上がります。なかなかうまくゴールできないチームが続出するなか、リズムに乗って好タイムをたたき出すチームも。その見事な走りに、観客からも惜しみない拍手が送られました。

 ちなみに、中1生は「5人6脚リレー」に挑戦。少人数ならではのスピード感が楽しめるレースとなり、来年に参加する30人31脚の予行演習にもなったようです。

「騎馬戦」「棒引き」「棒倒し」 学年種目でガチンコ対決!

 また、後半戦で見逃せないのは、学年ごとにすべての生徒が参加する学年種目です。

 中1の学年種目は「棒引き」。ビーチ・フラッグスのように、うつぶせに寝た状態からグラウンドの中央に置かれた棒まで走り、その棒を自陣に引き込む競技で、素早い動きとチームワークが問われます。たった一人で棒を獲得する者がいるかと思えば、敵味方それぞれ数人がかりで激しく棒を引き合う姿もあり、チームそれぞれの駆け引きを見るのも楽しみ方の一つです。

 中2の学年種目は「騎馬戦」です。4人1組で騎馬をつくり、鉢巻きではなく、チームカラーの水泳帽を奪い合います。開始の合図とともに、敵の騎馬に向かって猛攻撃を仕掛ける生徒たち。その様子は、まさに“合戦”と呼ぶにふさわしい迫力です。

 中3の「棒倒し」も迫力では負けていません。守備チームが立てた棒の先端にはクラッカーが付いていて、これを鳴らされずに、最後まで守り抜いたら勝ちというルールで行われます。攻撃チームは腕力と知恵を駆使して、全力で棒を倒しにかかり、手に汗握る攻防戦が繰り広げられました。

 そして、体育祭の最後を飾る種目は中3による「学級対抗リレー」。1クラス約40人がバトンをつなぎます。中3生にとっては中学最後の体育祭ということもあり、全員が全力でトラックを駆け抜けます。全種目のなかで最も得点が高く、優勝争いに大きな影響を与えることから、応援にも力が入ります。

 各種目とも、選手の入退場の段取りや種目で使う用具のセッティングもスムーズで、予定どおり15時に終了。教育方針に「規律の励行」を掲げる同校らしさを垣間見ることができました。

中2の「騎馬戦」。チームカラーのTシャツを着用しているのは大将と副将です

中3の「棒倒し」は、攻守の激しい戦いが見どころ。棒の先端にクラッカーが付いているのは同校ならでは

「棒引き」では、初々しさの残る中1生がクラスの意地をかけて激戦を繰り広げます

◎学校関連リンク◎

  •  鷗友学園ブログ「鷗友徒然草」〜鷗友学園の日々をご紹介〜
  • 国公立・医学部への最短距離は? 栄東へ

◎人気コンテンツ◎

  • 2016 中学入試特集 *入試結果 *入試動向 *受験ドキュメント
  • 2016年度 SAPIX主催 学校説明会レポート《170校のレポートを公開中!》
  • 学校検索/2017スクールデータ公開中
  • 2016年度中学入試/サピックス小学部第27期生 受験体験記
  • 2016年度中学入試/サピックス小学部第27期生 親子で歩んだ 受験の軌跡
  • 「2017年度入試」出題のポイントと留意点
  • 手軽に作れてからだにやさしい/まんてん塾ごはん:今月のレシピ公開中!

ご注意

コンテンツへのリンクで  のアイコンは、PDFです。表示には Adobe Reader が必要となります。
Adobe Readerのダウンロードは、こちらからどうぞ。↓
Get Adobe Reader

ページトップ このページTopへ