受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

スクール情報

(2016年7月公開)

栄光学園中学校・高等学校  第69回 栄光祭
5月14日(土)・15日(日)

めったにない機会だからこそ、幸せな気持ちを届けたい

棒倒し スローガンをイメージした青い月の装飾とカウントダウンボードが設置された正門 棒倒し 小講堂で行われた英語部によるディベート。「栄光学園は男女共学になるべきか」をテーマに意見を戦わせます

 好天に恵まれた5月14日・15日の2日間、「栄光祭」が行われました。69回目の今回のスローガンは、「Once in a blue moon」(めったにない)。同校では、現在、新国立競技場のデザインも手掛けたOBの隈研吾さん監修による新校舎が建築中(2017年4月竣工予定)です。このため、今回は創立以来、初めて仮校舎で行う栄光祭。生徒たちは「(青い月を見るくらい)めったにない機会だからこそ、来場者の皆さんに何か幸せな気持ちを届けたい」という思いをこのスローガンに込めました。

 編集部が訪れたのは2日目の15日。まず向かったのは、キャンパスのいちばん奥にある屋外ステージです。同校には、体操部にダブルダッチ班があり、チームは世界大会の中高生部門で優勝者を輩出するほど高いレベルを誇っています。そんなダブルダッチを、今年は例年のようなストリートライブ形式ではなく、ステージ上で披露。また、ダブルダッチ体験会もあり、たくさんの子どもたちが部員の指導を受けながら挑戦していました。

 次に向かったのは、「栄光ピアノの会」と「栄光フィルハーモニー」によるコンサートが行われている講堂です。中に入ると、ちょうど、ショパンの『幻想即興曲』のピアノ演奏が始まったところで、中1生とは思えない堂々とした演奏に、多くの来場者が聴き入っていました。 一方、第一体育館では、体操部が演技を披露。チームで床運動を行う団体演技のほか、吊り輪、鞍馬、平行棒などの個人演技が続きます。難しい技が決まるたび、観客からは大きな歓声が上がりました。

ダブルダッチは、2本のロープを使って息の合った跳躍技を決める競技です 講堂で行われたブラスバンド部のコンサート。すばらしい演奏を聴かせてくれました 体操部による団体演技。開脚倒立した部員の脚の間を別の部員が跳び越す難しい技も決めます

棒倒し 「フィリピンの部屋」では、交換留学生と一緒にバンブーダンスを楽しみました  そんな体育館の隣にある仮校舎は、中学棟、高校棟、職員室棟の三つに分かれています。それぞれの棟では「閉鎖病棟」と題されたお化け屋敷のほか、マジックショー、鉄道研究展などの企画が人気を呼んでいます。なかでもユニークだったのは「フィリピンの部屋」。 そこでは、フィリピンからの交換留学生たちが見事なバンブーダンスを披露していました。「ぼくも7月からフィリピンに留学します」と話す在校生もいて、栄光学園の国際交流について詳しく教えてもらうことができました。

 このほか、フランクフルトソーセージやクレープ、ホットドッグなど、食べ物の模擬店も豊富だった栄光祭。キャンパスの至るところに臨時ゴミ箱が設置され、そこには、分別を手伝う在校生の姿がありました。すばらしいパフォーマンスの数々に目を見張る一方で、そうした地道な役割をしっかり果たす、頼もしい姿も見ることができました。

鉄道研究会の展示には、新幹線から寝台列車まで走る模型が勢ぞろい 物理部・PC班の部員が制作したゲームが子どもたちに大人気でした 生物部の教室では部員が収集した昆虫や植物の標本などを展示
マジックサークルのメンバーによるショーは、見事なトランプさばきに加え、トークでも観客を魅了 中学陸上部による「アスリート検定」は、ゲーム感覚の体力測定です 毎年恒例の高3生による喫茶「aroma」。今年は、ジャズが流れる大人のムードのカフェを演出

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