受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

スクール情報

(2016年7月公開)

灘中学校・高等学校  第70回灘校文化祭  5月2日(月)・3日(火・祝)

華やかでユーモアあふれる ステージイベントが大人気!

さわやかな晴天に恵まれ、大勢の人が訪れました

 5月2日・3日の2日間にわたって行われた灘中学校・高等学校の文化祭。例年、遠方からも多くの人が訪れる人気のイベントとあって、編集部が訪れた初日も、平日でありながら、構内は朝から多くの来場者でにぎわっていました。一日中いても回り切れないほど充実したプログラムが用意されているため、受付で「外せないお薦めは何ですか」と尋ねたところ、在校生から「昨年の来場者人気投票で1位だったマジカル同好会です」と元気な答えが返ってきました。さっそく教えてもらった会場を訪れると、1メートル以上もある長い風船を飲み込むマジックが行われており、会場は大いに盛り上がっていました。このほか、サッカー部員によるお化け屋敷「スリラーハウス」や、ラグビー部員がタロットで未来を告げる「占い」も、来場者が途切れない人気プログラムです。 ダンスが炸裂する「ODORIBA」など、中庭ステージはいつも大盛り上がり!

 また、灘校文化祭の名物といえば多彩なステージイベントです。特に、中庭の特設ステージでは、個性派のダンスユニットが次々に登場する「ODORIBA(オドリバ)」、女装した灘校生が美しさを競う「美少女コンテスト」などの名物企画が続々と展開。ここが男子校であることを忘れてしまいそうな華やかなパフォーマンスに圧倒されます。こうした恒例企画に加えて、今年は書道同好会による書道パフォーマンスや能楽サークルによる舞などの新企画も登場。さらにパワーアップした内容になりました。

 毎年新企画が登場する視聴覚室のイベントも見逃せません。 灘校の日常をユーモアたっぷりに語るトークショー「こんな灘はどうですか」では、授業中のおもしろいエピソードや灘校生の生態を在校生が軽妙なトークで披露。会場は終始笑いに包まれていました。このほか、15組のコンビが渾身のネタでバトルを繰り広げる漫才ショー「Nー1グランプリ」や、灘校一の美男子を決める「Mr.灘」など、灘校生のさまざまな姿を垣間見られる楽しい企画がそろっています。

マジカル同好会の風船飲みマジックに大歓声が 鉄道研究部の模型車両の展示は圧巻! 中庭ステージには、その場で書を完成させる書道同好会のパフォーマンスが登場

学ぶ楽しさを実感できる 多彩な実験&実演プログラム

化学研究部のブースでは、好きな色でスライムを作ってくれました  知的な刺激を求める小学生には、在校生が目の前で実験や実演を披露してくれる理数系クラブの企画展示が人気です。

 たとえば地学研究部には、川底に見立てた水槽から砂金を掘り出す「砂金掘体験」コーナーが登場。1万個以上の星を投影するプラネタリウムも迫力たっぷりです。物理研究部の教室を訪れると、液体窒素を使った実験が行われており、マイナス196度の液体窒素があっという間に蒸発する様子に歓声が上がりました。

 このほかにも、実験を通じてさまざまな物理現象を解説してくれるコーナーがあり、その一角を見ると、部員が持つフラスコ内に白いもやが発生していました。これは人工的に雲を作り出す実験とのこと。その場で不思議な現象が観察できるとあって、見学者も興味津々です。

 目の前でイカを解剖しながら、その生態について詳しくレクチャーしてくれる生物研究部の実験や、好きな色のスライムをその場で作ってくれる化学研究部のサービスにも人だかりができていました。

パソコン部による「ハッキング実験」のレクチャー 物理研究部では目の前で部員たちが実験を披露します 迫力あるアートが校内を彩ります

文化祭を楽しむための 案内体制も万全

文化委員のメンバーがユニークな仮装で校内を練り歩き、文化祭を盛り上げます  このほか、灘校らしい企画として目を引いたのが「戦後70年企画」です。この企画はそもそも1945年の終戦から70年という節目を迎えた昨年、新聞委員が校内新聞のテーマとして「戦争」を取り上げたことがきっかけで生まれたものです。「せっかく調べるなら、より多くの人に伝えたい」と、今年の文化祭での展示が決定。各所から収集した戦時中の生活用品、戦争当時の新聞や雑誌など多彩な資料を通じて戦争を振り返る見応えのある展示になりました。

 ひと休みにぴったりの楽しいアトラクションも用意されています。人工芝を敷き詰めた第1グラウンドでは、野球部によるストラックアウトや、投球スピード計測などの「グラウンドゲーム」のコーナーがあり、広いグラウンドで伸び伸びと気持ち良く体を動かすことができました。

 このように盛りだくさんの文化祭ですが、「どこからどう回っていいか分からない」という来場者にも100%楽しんでもらうために、当日の案内態勢が充実しているのも灘校の文化祭の特色です。文化祭の企画・運営はすべて、生徒会を中心とした「文化委員」が担っており、彼らがさまざまな工夫で来場者をもてなしているのです。たとえば、校内にたくさんの「道案内」スタッフを配置しているのもそんな工夫の一つ。道案内だけでなく「どんな展示がおもしろいか」「イベントの開始時間はいつか」といった質問にもてきぱき答えてくれます。さらに、在校生がガイド役になって約45分で校内各所を巡る「キャンパスツアー」も生徒会の主催で実施されています。灘校の日常や文化祭の見どころをたっぷり教えてもらえるとあって、受験を予定している小学生や保護者に人気です。

 「火花」や「生気」を意味する「Spark!」をテーマに、個性あるプログラムが輝いた今年の文化祭。70回目という節目にふさわしい充実した内容でした。

戦時中の貴重な資料も展示された「戦後70年企画」 「道案内」のスタッフは、おそろいのTシャツが目印! 第1グラウンドでは青空の下でストラックアウトなどが楽しめます

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