受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

スクール情報

(2016年11月公開)

早稲田中学校・高等学校 興風祭
10月1日(土)・2日(日)

来場者数1万9686人。自分たちの情熱でみんなをフィーバー!

正門を入ってすぐ、今年のテーマである「Fever」をイメージした入場門が  風に秋を感じるようになった10月初旬の2日間、恒例の「興風祭」が行われました。早稲田中・高の生徒たちにとっては、企画から会場設営に至るまでのすべてを自分たちで準備してきた、学校生活で最大のイベントです。今年のテーマは、「Fever」。そこには「心の『情熱』で全員を『熱狂』させるような祭りにする」という意味が込められています。

 同校の校舎は、一号館(高校棟)、二号館(中学棟)、三号館(理科教室棟)、興風館(体育館)などが、全天候型の校庭を囲むように配置されています。編集部が訪れた初日の1日、校庭に設置されたステージでは、オープニングセレモニーや演芸大会、クイズ研究部によるクイズのほか、ダンス大会やミスターコンテスト、女装した生徒たちによるミスコンテストなどが行われていました。

 校庭の片隅にあるテントには、1日5回出発する校内ツアーの受付があります。このツアーでは、生徒会メンバーが約40分かけて学校生活を説明しながら校内施設を案内してくれます。早稲田中・高のことを隅々まで知りたいという人には最適な企画です。

 さて、編集部が最初に向かった中学棟では、中学生たちの学年発表の企画である中1の「縁日」や、中3の「友男カジノ」「喫茶めんそーれ」などが人気を集めていました。興風祭におけるこうした学年発表の企画は、運動部のメンバーが中心となって実施しているそうです。 演芸ショーの真っ最中の校庭ステージ。観客は人工芝の校庭に座り、ピクニック気分で見学 模擬店もたくさん。高校棟3階の喫茶「利休」にはテラス席もあり、来場者たちにくつろぎのひと時を提供していました

 3階の教室では物理研究部による体験工作の催しがあり、小学生たちが部員にはんだ付けを教わりながら、LEDを使った合格祈願のライトを熱心に作っていました。

 この中学棟3階は渡り廊下で理科教室棟へとつながっており、そこでは物理研究部、地学部、化学研究部、生物園芸部といった理科系クラブが、趣向を凝らした実験や展示で理科の魅力を伝えています。たとえば地学部では、小惑星探査機「はやぶさ」の手作り模型の展示や、部員によるスライド発表を実施。化学研究部は、光るスライム作りや割れないシャボン玉の実験で小学生たちを驚かせました。

 一方、高校棟で目を引いたのは、早稲田大学の歴史の展示を行った歴史研究部、巨大ジオラマでの模型の運転体験を実施した鉄道研究部、そして、珍しい折紙同好会の作品展示です。その折紙同好会では別室で折り紙講習も行われ、たくさんの来場者でにぎわいました。 折紙同好会の展示室には、1枚の紙を折って作ったとは思えないような作品が

 最後に訪れた興風館アリーナでは、吹奏楽部の演奏会が行われていました。ここ数年は新入部員が減っていたという同部ですが、今年は新人8人を迎え、計27名での演奏となりました。1曲目は『三日月の舞』を演奏。曲中のトランペットのソロも見事なものでした。

 こうした各団体やクラブが準備したプログラムは、一日ではとても回り切れないほど。今年も約2万人が訪れたそうです。一つひとつの出し物から見えてくる早稲田の生徒たちの素顔に触れ、「自分も仲間に」という思いを強めた受験生も多かったのはないでしょうか。

色とりどりに光るスライムを作る実験などを行った化学研究部 物理研究部では、ロボットの展示のほか、体験工作も実施しました 地学部の教室では、スライドを使った部員の研究発表を来場者が熱心に聞いています
マジック同好会の教室では、目の前でトランプを使ったテーブルマジックを見せてくれます 興風館2階のアリーナで行われた吹奏楽部の演奏会。『ニュー・シネマ・パラダイス』のメドレーや『戦場のメリークリスマス』などを披露 鉄道研究部では巨大ジオラマでの模型運転のほか、「お守り模型定期券」の発行なども行いました
中1による縁日。スーパーボールすくいや射的に行列ができました 「トロッコシューティング」も中1による出し物。坂を滑り下りるトロッコに乗って、的を撃ちます

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