受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

スクール情報

(「17年8月号」より転載/17年7月公開)

桐朋中学校・高等学校 第66回 桐朋祭 6月3日(土)~5日(月)

桐朋生が創造力を存分に発揮。来場者に“未来波”を放つ

ステージの大垂れ幕には、波に囲まれても、逆境に負けず前に進む象をデザイン。「どんな困難にぶつかっても、鋭敏な感性で未来へ力強く進みたい」という思いが込められています  梅雨入り前の6月3日から5日までの3日間、桐朋中学校・高等学校の文化祭「桐朋祭」が行われました。第66回となる今年のテーマは“未来波”。このことばには「ぼくたち若者が創造する新しい世界を発信し、来場者の心を動かしたい」という思いが込められています。今年のテーマソングは、オリジナルの「未来波」と「Fluid」の2曲を用意。これに加えて、食堂や多目的ラウンジなどで番組を放送する「TOHO TV」、数学をテーマとした著作・講演活動を行う独立研究者の森田真生氏(2004年卒OB)と在校生が未来について語り合う「未来総選挙」、さまざまな得意分野を持つ在校生による「生徒による授業」、中3の修学旅行で訪れる岩手県の田老地区に関連した「東北企画」など特別企画がめじろ押しで、例年以上に気合が入っています。

 編集部が訪れた初日の正午すぎ、共用棟2階のテラスに設置されたステージで、開会式が行われました。総務・音響・物品・会計・飲食・装飾・プログラム・催し物の8部門の実行委員に続いて、副実行委員長と実行委員長がステージに上がり、無事にこの日を迎えられた喜びを爆発させます。校長の片岡哲郎先生も登壇し、「桐朋生の自己表現が来場者の心を動かし、波紋のように広がっていくとすれば、未来はここから芽生えていくでしょう。桐朋生一人ひとりが放つ“未来波”に注目してください」とあいさつ。最後にくす玉が割られ、3日間にわたるお祭りが華々しくスタートしました。

化学講義室で行われた迫力満点の実験ショー「ケミらぢお」 校舎内で行われている各団体による研究発表や体験型展示も盛り上がっています。特に人気を集めていたのは、地学部・生物部・化学部の展示・発表です。地学部のプラネタリウムには長い行列ができ、砂金採り体験にも多くの子どもたちが挑戦しています。生物部では野外活動で採集したさまざまな生き物を展示。魚の透明標本や昆虫の標本、鳥の剥製もあり、子どもも大人も興味津々です。化学部の実験ショー「ケミらぢお」も立ち見が出るほどの盛況ぶりで、小さな子どもたちには人工イクラやスライムの体験実験が好評でした。

 露店や喫茶など飲食系の企画を生徒たちが運営しているのも桐朋祭の特徴です。焼きそば、たこ焼き、ホットドッグ、パニーノ、ワッフル、抹茶のデザートなどメニューが豊富で、食堂では放送中の「TOHO TV」を楽しみながら、くつろぐ親子連れがたくさん見られました。

交通研究部鉄道研究班の体験運転コーナーは子どもたちに大人気。夜景の楽しめる巨大ジオラマに改良するなど、今年は展示にひと工夫  そのほか、夏休みの自由研究作品の展示と中学の学年参加企画は受験生必見です。特別教室棟の大会議室に自由研究の優秀作品がずらりと並び、作家や自分の先祖について深く調べたり、多面鏡を作って研究したり、水球の試合を見て分析結果をまとめたりと、その内容は実に個性豊か。中3の学年参加企画では、「東日本大震災から6年がたった今、あらためて思うこと、考えること」を一人ひとりがつづっています。どちらも、同校の教育の一端に触れられる企画とあって、熱心に見て回る来場者の姿が目立ちました。

 2016年に全面リニューアルが完了した新校舎を舞台に、創造力を存分に発揮した桐朋生たち。彼らの日常と非日常が共存する3日間のなかで、一人ひとりが放つ“未来波”は大きな波となり、来場者の心を動かしたことでしょう。

校舎の建て替え事業で正門広場もきれいに整備。3日間で延べ9665人の来場者が集まり、今年も大いに盛り上がりました 音楽室とホールで行われた音楽部によるアンサンブル・ステージ。2日目には部員全員による校内演奏会が小学校講堂であり、ポップスからクラシックまで幅広い楽曲を披露しました 中1の学年参加企画は、桜をイメージした「折り紙アート」。東大の折り紙サークルを招いて、クラス対抗折り鶴大会を開催した際に集まった鶴を使って作りました
今年も体育館の2階に、体操部による来場者参加型の体験アトラクション「佐助」が登場。野球部、サッカー部、バスケットボール部は招待試合を行いました 「魚類」「昆虫」「両爬」「鳥類」「蜘蛛」の五つの班に分かれて活動する生物部。各班で調査・採集した成果を発表しました。写真は魚類班による透明標本です 昨年に引き続き、高校生徒会主催企画「生徒による授業」を開講。テーマは「第一次南極観測」や「明治維新、幕府は何を失敗した?」など興味深いものばかりです
中学生が昨年の夏に取り組んだ自由研究の優秀作品を展示
地学部では、大きく「天文」と「地質」に分けて展示。プラネタリウムの上映や、グラウンドでのロケットの打ち上げなども行いました

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