受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

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School Now

(2016年07月号掲載/2016年07月公開)

School Now 中央大学附属中学校・高等学校/グローバル社会に対応し得る
「夢」と「自立心」を持った人材を育む

 1928年の創立以来、面倒見の良い教育と堅調な進学実績で、多摩地区を中心とした広いエリアから信頼を得てきた八王子学園。2012年には、グローバル社会に適応し得る人材を育てるべく、「中高特進教育」を掲げて中学校を開校しました。そして2016年より中学に「東大・医進クラス」を新設し、さらに注目を集めています。そのスピード感あふれる教育改革の狙いと、具体的な取り組みについて、校長の小山貢先生にお聞きしました。

アクティブ・ラーニングで 能動的な姿勢を身につける

校長 小山 貢先生

 今年度から東大・医進クラスを開設し、多摩エリアの受験生を中心として、多くの注目を集めている同校では、これからのグローバル社会で求められる力を、「夢を抱き、それを達成しようとする行動力」「自立した人間力」の二つであると考えています。「社会に閉塞感が漂うなか、今の日本の若者は、ややもすれば受け身になりがちです。しかし、それでは、グローバル社会で生き残っていけません。生徒たちには自分で夢を持ち、それを実現する力をつけてほしい」と、校長の小山貢先生は語ります。

 来たるべき時代をたくましく生き抜くために、同校ではアクティブ・ラーニングの導入に力を入れています。これは、グループで決められたテーマに取り組み、生徒間での教え合いやディスカッションによって理解を深め、知識の定着や表現力の向上を図るというもの。その一環として実施されているのが、「探究ゼミ」です。


中3では全員参加のオーストラリア語学研修を実施。現地の同世代との交流が大きな刺激となります

 このプログラムでは、中1で地元八王子、中2で修学旅行先である奈良・京都・広島、中3で語学研修先のオーストラリアについて、その土地の歴史や産業をグループで研究し、発表を行います。こうした一連の学びを通じて、生徒たちは課題解決力、プレゼンテーション能力、論理的思考力、モデリング能力などを身につけます。また、探究ゼミによって育まれた知的好奇心は、学習意欲や大学入試改革に対応できるアウトプット能力の向上にもつながります。

電子黒板とタブレット型端末を 積極的に利用したICT教育


アクティブ・ラーニング型の授業では、タブレット型端末を利用しています

 さらに同校では、電子黒板やタブレット型端末を活用した情報通信技術(ICT)教育にも積極的に取り組んでいます。中学ではすべての教室で電子黒板を導入。また、中1全員がタブレット型端末を購入し、校内で自由に使うことができるようにしています。ICTを活用した授業の利点は、「図書館に調べに行く移動の時間や、板書の時間を省けること」(小山先生)。つまり、その時間をすべて思考することや、ディスカッションすることに充てられるわけです。

 実際に、ICT教育が進んだことで、生徒たちはより積極的に授業に取り組んでいます。たとえば、新入生の中1が、今年5月の学校説明会で、来場者の前で学校の様子を語る機会がありましたが、「教員が指示を与えなくても、語り口や段取りがしっかりしていて、とても驚きました」と、小山先生は振り返ります。新たに導入したICT教育は、学校生活のさまざまなシーンで早くも効果を表しているようです。


英語の授業でも、タブレット型端末を利用。生徒たちの積極的な発話を促します

 ちなみに、タブレット型端末はアクティブ・ラーニングの場にとどまらず、生徒たちが日々の学習計画を立てる場合にも活用されています。その学習計画は担任がネットワーク上で確認でき、さらに保護者も同じ情報を共有することができます。また、授業に遅れがちな生徒には、反復学習に取り組めるアプリも用意し、基礎学力を高めることにも活用されています。

高校の教育改革で 主体的な学びを支える


高校は部活動も活発。文武両道の目標の下、全国レベルで活躍する部がたくさんあります

 生徒一人ひとりを見据えた、きめ細かな進路指導を行っていることも同校の特徴の一つです。アクティブ・ラーニングとICT教育によって夢を抱き、具体的な進路を思い描いた生徒を強力にサポートする体制を整えていますが、小山先生は「さらに拡充を図る」と強調し、高校の教育改革についても説明しました。その一つが、EEP(The Early preparations for the Entrance examination Program)の導入です。

 これは中高一貫生を中心に、高2から学習指導コーチと同校卒業生のチューターによる重層的な指導によって、受験科目の演習にみずから取り組んでいくプログラムです。チューターが定期考査や模試の結果を分析し、生徒一人ひとりの学習カルテを作成。今、足りない力を瞬時に判断して適切な課題を与え、実戦力を高めていきます。

 このほか、文武両道をめざして部活に打ち込む生徒のために、英語と数学の課題を毎週末に与える「週末課題」も実施。さらに校内では、タブレット型端末から予備校のサテライン授業も視聴可能となります。加えて、難関国公立大をめざす生徒に向けて、大手通信教育の通信添削を学校負担で実施し、教員が指導するといった試みも始める予定で、これまで以上に生徒たちの主体的な学びを支えていきます。

 最後に小山先生は、「能動的に学ぶ姿勢と、夢を実現させる力を育むための学習環境を、これからも歩みを止めることなく整備していきます」と締めくくりました。

《学校のプロフィール》

八王子学園八王子中学校・高等学校

所在地
  〒193-0931 東京都八王子市台町4-35-1
    JR中央線「西八王子」駅より徒歩5分
電 話 042-623-3461
H P http://www.hachioji.ed.jp 別ウィンドウが開きます。

《平成28年度 各種行事日程のお知らせ》

●学校説明会(要予約) 各回10:00 ~
  6月30日(木)、 9月15日(木)、
10月14日(金)、10月27日(木)、
11月18日(金)、12月 1日(木)
●ナイト説明会(要予約) 各回18:00 ~
10月 3日(月)、11月15日(火)
●入試問題ガイダンス&説明会(要予約)
11月19日(土) 10:00 ~
●入試模擬問題体験&説明会(要予約)
・2科4科型
12月18日(日)①10:00 ~ ②13:00 ~
・適性検査型
12月23日(金・祝)10:00~
●保護者対象直前説明会(要予約) 各回16:00~
   1月12日(木)、1月16日(月)、1月20日(金)、1月24日(火)
●入試直前対策説明会(要予約)
  1月14日(土)10:00 ~
●「学校生活」見学&体験(要予約) 各回13:00~
  6月25日(土)、10月 8日(土)
●オープンキャンパス&説明会(要予約) 各回10:00~
  6月25日(土)、7月17日(日)、10月 8日(土)
●全学授業公開(予約不要)
10月 8日(土) 8:45 ~ 12:35
●「探究ゼミ」体験(要予約)
11月 9日(水)10:00~
●八学祭(文化祭)
  9月24日(土)、25日(日) 9:00 ~ 15:00
  ※ツアー・説明会は要予約 24日(土)10:00 ~11:30

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