受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

School Now

(2016年07月号掲載/2016年06月公開)

School Now 江戸川学園取手中・高等学校/東大、医科、難関大の3コース制の導入で
中等部の新体制がいよいよ始動!

 1978年の創立以来、「心豊かなリーダーの育成」を教育理念に掲げ、「規律ある進学校」として社会に貢献できる人材育成に取り組んできた江戸川学園取手中・高等学校。一昨年、小学校が開校して茨城県内初の小中高12年一貫教育校になりました。今年度は中等部でコース別入試を導入して、進路に応じた3コース制が始動するなど、学校改革が進んでいます。進化を続ける学園の今を、校長の竹澤賢司先生に伺いました。

3コース制がスタートして 生徒同士の切磋琢磨がより活発に

校長 竹澤 賢司先生  江戸川学園取手中学校では、この春に入学した中1生から、「東大ジュニア」「医科ジュニア」「難関大ジュニア」の3コース編成がスタートしました。

 「仲間と切磋琢磨して、もっと上をめざしたい。夢に向かって力いっぱいがんばりたい。そんなやる気が校内にあふれています。とても前向きな良い雰囲気になっています」と笑顔で語る校長の竹澤先生は、学校改革の好影響を早くも実感しています。

 もともと同校の高等部には、東大への現役合格をめざす東大コース、国公立大学医学部医学科への現役合格をめざす医科コースが設けられていましたが、「より早い段階から志望校を明確化し、一人ひとりの夢の実現をサポートしよう」という考えの下、中等部にもそれぞれのジュニアコースを設けることになったのです。

毎年6月に開催する「卒業生を囲む会」。受験勉強のアドバイスや大学生活の様子なども聞ける貴重な機会です 10月に実施される紫峰祭(文化祭)は生徒たちが最も力を入れるイベント  中学入学時から高い学力を持つ東大ジュニア、医科ジュニアが生まれたことで、同校のベーシックコースである難関大ジュニアの生徒たちが刺激を受け、全体の層が厚くなることを期待しているという竹澤先生。現在、両コースは1クラスずつですが、中2に進級するタイミングで編成を見直し、「高い意欲を持ち、相応の学力を備えた生徒」は難関大ジュニアから東大・医科ジュニアに引き上げていく予定です。

 3コースともカリキュラムは共通ですが、各コースの生徒の希望進路に合わせて、総合学習などの時間を利用した特色あるプログラムが用意されています。たとえば、東大コースなら「東大キャンパスツアー」や東大の現役教授による「出前講義」の聴講、医科コースなら病院見学や救命講習会など、将来を具体的にイメージするために役立つ内容となっています。

 さらに、コース制の始動に伴って教員組織も一新。各コースの担当教員が学年を超えたチームを作り、情報交換や指導ノウハウの共有を進めています。中高一貫教育のメリットを生かした、より質の高い教育を実践する体制が整ったといえるでしょう。

心力・学力・体力を兼ね備えた 社会で活躍するリーダーを育む

少人数制の医科コースでは、医師をめざす生徒たちが切磋琢磨しながら、学力とともに人間力も高めます  同校では教育理念に「心豊かなリーダーの育成」を掲げ、国際社会で活躍できる豊かな人間性と、ぶれない強さを兼ね備えた人材育成に力を注いでいます。そのために大切にしているのは、心力・学力・体力をバランス良く伸ばす三位一体の教育です。なかでも独自の道徳教育は特色の一つ。道徳の授業は中等部で年間14回、高等部で年間8回にわたって行われており、教壇に立つのは人生経験豊かなベテラン教員陣。たとえば、「多様性の受容」「自由と責任」といった深いテーマについての講話に始まり、生徒同士のディスカッション、意見のまとめ、プレゼンテーションまで、生徒が主体的に考える場を提供するスタイルで進められます。

 また、各界の第一線で活躍する著名人を招いた講演会や演奏会を校内で開催する「イベント教育」もユニークです。たとえば、昨年は元宇宙飛行士の山崎直子氏が来校。今年は元東大総長で三菱総研理事長の小宮山宏氏の講演が行われるなど、毎年そうそうたる顔ぶれです。

高2生全員が参加するカナダ修学旅行。現地の高校生との交流会も行います  昨年からは中等部の総合学習の一環として社会科見学がスタートし、日本の政治の中枢である国会議事堂をはじめ、貴重な産業遺産である足尾銅山などを訪れました。事前の調べ学習から現地の見学、事後の発表まで、立体的に社会を学ぶ機会となっています。

 「中高時代という多感な時期に、できるだけ質の高い刺激を受けてほしい。この学校でのさまざまな体験を通じて、自分なりの価値観や哲学を構築してほしいと思っています」と竹澤先生は話します。

層の厚みを感じさせる 今春の大学合格実績

 同校の生徒たちは「規律ある進学校」という教育方針の下、基礎の定着を第一に、着実に学力を高めています。始業は朝8時30分ですが、7時の開門直後から登校してくる生徒も多く、大勢が「朝学習」に参加することからも、自学自習の姿勢がしっかりうかがえます。

体育祭では中高6学年の生徒たちが、縦割りで赤・青・白・黄の4色の組に分かれて競い合います  今春の大学合格実績を見ると、東大に11名、国公立・私立大医学部医学科に56名が合格したほか、早慶上智・東京理科大を合わせた合格者は282名と、層の厚みを感じさせる結果となっています。

 茨城県取手市の豊かな自然のなかに充実した施設を備えた、恵まれた環境も魅力です。つくばエクスプレスを利用すれば、秋葉原駅から最寄りの守谷駅まで約35分とアクセスも良いため、都内はもちろん、首都圏全域から生徒が通っています。

 2年後の2018年には中高を通して3コース制が完成し、2019年には江戸川学園取手小学校の1期生が中等部に入学します。より充実した一貫教育に向かって、同校の進化はまだまだ止まりません。

《学校のプロフィール》

江戸川学園取手中・高等学校

所在地
  〒302-0025 茨城県取手市西1-37-1
   ‌JR常磐線「取手」駅より徒歩25分・バス5分、関東鉄道常総線「寺原」駅より徒歩25分、つくばエクスプレス「守谷」駅よりスクールバス20分
電 話 0297-74-8771
H P http://www.e-t.ed.jp/ 別ウィンドウが開きます。

《平成28年度 各種行事日程のお知らせ》

●中等部入試説明会
 9月24日(土) 9:30~12:00
10月28日(金) 9:30~12:00
11月26日(土) 9:30~12:00
●オープンスクール(要予約)
 7月 9日(土) 9:30~14:00
●紫峰祭(文化祭)
10月 8日(土) 9:00~15:00
10月 9日(日) 9:00~15:00

※いずれも上履き持参

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