受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

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School Now

(「17年7月号」より転載/17年6月公開)

School Now 八王子学園八王子中学校・高等学校/急速に進むグローバル社会を見据えて
「八王子イノベーション」を推進

 難関大学への堅調な合格実績で地元でも人気のある八王子学園八王子中学校・高等学校は、現在、大学入試改革や社会のグローバル化をにらんだ教育内容の改革を進めています。2016年度には中学に「東大・医進クラス」を設置するとともに、高校においても主体的な学びを促すため、学習環境の充実を図っています。生徒が希望する進路を実現できるよう改革を続ける校長の小山貢先生に、具体的な教育内容をお聞きしました。

ハイレベルな思考力を養成する ICT教育やアクティブ・ラーニング

校長 小山 貢先生

 八王子学園八王子中学校・高等学校は、学園モットーである「人格を尊重しよう」「平和を心につちかおう」という二つの理念の下、国際社会で活躍する人材の育成をめざしています。これからの時代に必要とされる人材や教育について、校長の小山貢先生は、「地球上には、戦争や貧困、環境問題など多くの課題が山積しています。それを解決するためには、全地球規模で物事を考える広い視野を持つことが大切です。そのために本校では、知的好奇心を育み、国際社会に通用する深い教養を育てます」と話します。

 そんな同校では「八王子イノベーション」と題した教育改革を推進し、2016年度には「東大・医進クラス」を中学に新設しました。さらに2020年度以降の大学入試改革に向けて、新テストで必要とされる高い思考力とコミュニケーション力を養成するために、ICT教育の充実を図っています。たとえば、中学の全教室に電子黒板を設置し、Wi−Fi環境も整備したうえで、1人1台のタブレットを利用する授業を行っています。


思考力やコミュニケーション力を養成するアクティブ・ラーニングや反転授業で活躍するタブレット

 加えて、タブレットを利用した「反転授業」も行っています。これは、従来の授業と家庭学習の役割を反転させたもので、自宅でしっかり予習し、教室では知識の確認や問題の演習などを行うもの。その予習においてタブレットを使用する利点は、インターネットを活用した効率的な情報収集と画像による視覚を刺激する学びによって、より深く知識を定着できることにあります。

 また、家で調べた内容は専用アプリに蓄積され、学校でもすぐに確認することができます。蓄積した内容を基に、生徒同士が議論を交わす授業も実施しており、お互いに意見をやり取りする過程で、自分とは異なる価値観を受け入れながら、「答え」のない問いに協働で取り組む姿勢も養っていきます。

学びを活性化させる 中3と中1の協働学習


中3のオーストラリア語学研修は10日間。現地の人々とのふれあいから異文化を学びつつ、日本の文化も紹介します

 ICT教育の充実化とともに、アクティブ・ラーニングの展開にも積極的に取り組んでいます。グループ学習の「探究ゼミ」もその一つで、中1では地元の八王子を、中2では修学旅行先の奈良・京都・広島を、中3では語学研修先のオーストラリアをテーマに、歴史や産業、自然などについて詳しく調査して、プレゼンテーションを行います。

 また、学年の枠を取り払い、大学のゼミのような形式で、中1と中2が一緒に取り組むグループ学習も実施しています。その狙いについて「著しい発達段階にある中学生は、たとえ同じテーマを投げかけても、中1と中2では考え方が大きく異なります。この違いこそが学びを活性化させる触媒となります。先輩・後輩という縦の人間関係が生み出す効果的な学習環境のなかで、中1は先輩に追いつこうと努力してほしいですし、中2はリーダーシップを学んでほしいのです」と語る小山先生。こうした一連の学びを通じて生徒たちは、思考力やコミュニケーション力に磨きをかけています。

英語教育にも注力 主体的な学びを支える学習環境


英会話の授業は、1クラスを2〜3分割し、10名前後のグループそれぞれにネイティブスピーカーを配置

 国際社会を生き抜くために必要な、高い語学力を養成するために、同校は英語教育にも力を入れています。たとえば、中学の英語の授業は1クラスを2〜3分割し、それぞれにネイティブスピーカーを配置。指導員1人に生徒10人という少人数制で実践的な会話を学んでいきます。そのうえで、英語学習に対する高いモチベーションを持続させるために、中3までに英検®準2級を取得するという目標を持たせています。

 さらに、日本で「英語科」の教員免許を取得したネイティブの教員が、中学の学級担任として1クラスを受け持っており、日常的に英語に触れる環境があることも、生徒たちの意欲を自然と高めているようです。


昨年の甲子園出場が記憶に新しい高校野球部。彼らに触発され、『自分もがんばろう』と校内が活性化しました

 こうした教育環境に併せて、一人ひとりの主体的な学びを支える、きめ細かい指導を徹底していることも同校の特徴です。たとえば高校では、学習指導コーチと同校卒業生のチューターによるサポートによって、受験科目の演習にみずから取り組んでいく「EEPプログラム」を実施。また、校内でタブレットを使えば、大手予備校の衛星授業を受講することもできます。加えて、難関国公立大をめざす生徒に向けて、大手通信教育会社の通信添削を学校負担で行い、教員が指導する「東大プロジェクト」のほか、医学部受験のノウハウを熟知した進路カウンセラーによる進学相談も行って、生徒たちの夢の実現を後押ししています。

 最後に、小山先生は、「2018年度の『東大・医進クラス』入試は、2月1日午前、1日午後、2日午後の計3回行われます」と入試日程について触れ、「この入試の正規合格者は全員を特待生とし、入学金や授業料を免除します。自信のある受験生には、積極的に挑戦してもらえたらうれしいですね」と結びました。

※「英検」は、公益財団法人 日本英語検定協会の登録商標です。

《学校のプロフィール》

八王子学園八王子中学校・高等学校

所在地 〒193-0931 東京都八王子市台町4-35-1
     JR中央線「西八王子」駅南口より徒歩5分
電 話 042-623-3461
H P http://www.hachioji.ed.jp 別ウィンドウが開きます。

《各種行事日程のお知らせ》

学校説明会(要予約) 各回10:00 ~
  6月29日(木)、  9月14日(木)、10月13日(金)、 10月26日(木)、
11月16日(木)、12月  1日(金)
ナイト説明会(要予約) 各回18:00 〜
10月  2日(月)、11月14日(火)、12月  6日(水)
入試問題ガイダンス&説明会(要予約)
11月18日(土)10:00 〜
入試模擬問題体験&説明会(要予約)
・2科4科型
 12月17日(日)①10:00 〜 ②13:00 〜
・適性検査型
 12月24日(日)10:00 〜
保護者対象直前説明会(要予約) 各回16:00 〜
  1月11日(木)、1月15日(月)、1月19日(金)、 1月23日(火)
入試直前対策説明会(要予約)
  1月13日(土)10:00 〜
オープンキャンパス&説明会(要予約) 各回10:00 〜
  6月24日(土)、7月17日(月・祝)、10月7日(土)
夏期学校見学会(要予約)
  8月26日(土)10:00 〜
全学授業公開(予約不要)
10月  7日(土)8:45 〜 12:35
「探究ゼミ」見学&説明会(要予約)
11月  8日(水)10:00 〜
冬期学校見学会(要予約)
  1月  6日(土)10:00 〜
八学祭(文化祭)
  9月23日(土・祝)、24日(日)9:00 〜 15:00
  ※ツアー・説明会は要予約 23日(土・祝)10:00 〜 11:30

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