受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

Spotlight

(2016年8月公開)

東洋英和女学院中学部・高等部/“英語は楽しく学ぶ”をモットーに
アクティブな授業と多彩なプログラムを展開

 1884年にカナダの宣教師によって設立された東洋英和女学院は、「敬神奉仕」を建学の精神に掲げるプロテスタントの女子伝統校です。キリスト教に基づく人間教育を重んじる一方、定評のある英語教育では、語学力の習得だけでなく、オリジナルテキストや行事などを通して、楽しみながら生きた英語を身につけるプログラムが実施されています。同校の多様な英語教育について、英語科主任の吉本琢哉先生に伺いました。

オリジナルテキストや多読多聴の導入

英語科主任の吉本琢哉先生  中1では週6時間の英語の授業が実施され、そのうち2時間はネイティブの先生による英会話です。授業は1クラス20名程度の少人数制を徹底し、1学期は小学部からの内進生と中学部からの入学生のクラスを分けて行っています。「小学部出身の生徒は小学1年生から英語を学んでいるため、中学から本格的に英語を学ぶ生徒とは多少レベルの差があります。しかし、1学期を終えるころにはどの生徒も英語に慣れ親しみ、より積極的に授業に参加できるようになるので、2学期からは混合クラスでの授業になります。もっとも、どちらも“英語は楽しく学ぶ”をモットーにした授業を行っていることに変わりはありません」と吉本先生は話します。

ネイティブの先生による英会話の授業。中1では週2時間あり、日本にいながら留学しているかのような雰囲気の「イングリッシュルーム」で授業を受けます ネイティブの先生が制作したオリジナルのテキスト(左)や多読多聴の記録をするリーディングレコード(右)  中1ではすぐに教科書の内容には入らず、ゲームや歌、ダンスなどを交えたオリジナルの授業を展開しています。こうして英語を身近に感じられる環境をつくることで、英語を初めて学ぶ生徒の不安を解消します。 また、ネイティブの先生が制作したオリジナルテキストでは、英和生をモデルとしたイラストが登場するなど、ここでも生徒を楽しませます。その一方で、授業中は生徒一人ひとりに発言の機会や、グループディスカッションの時間が与えられ、50分間の授業が受け身だけで終わることはありません。

 さらに中1の10月からは、授業最後の10分間を使って、英語の音声を聴きながら洋書を読む「多読多聴」がスタート。学校所蔵の洋書が一覧になった「リーディングレコード」というノートが配布され、生徒たちは1冊読み終えるごとに記録をつけていきます。「読み進めていくと知らない単語も出てきますが、挿絵や文脈の流れなどからその意味を類推することができます。英語力を強化するだけでなく、洋書をどんどん読破していく達成感も味わってほしいですね」(吉本先生)

多彩な国際交流プログラムと英語行事

マウント・アリソン大学のキャンパスでの集合写真。この場所で1週間みっちり英語に触れることができました  充実した国際交流プログラムも魅力の一つです。中3と高等部の希望者対象に行う3週間の夏休みカナダ語学研修では、前半はニューブランズウィック州に位置するマウント・アリソン大学の寮に滞在し、語学研修プログラムに参加。後半は、プリンスエドワード島でホームステイを体験します。現地では日本語を話す機会がほとんど与えられないため、生徒の英語力やコミュニケーション力は一気にアップ。この語学研修に刺激を受けた多くの生徒が、その後、高等部での短期留学や認定留学(留学先で取得した単位を高等部の単位として認める制度)にも参加を希望するそうです。

 また、同校では礼拝やさまざまな行事でも英語に触れる機会を設けており、生徒たちは中1でのクリスマスの英語劇と詩の暗唱コンテスト、中2でのスピーチコンテストなどを通して生きた英語を身につけています。さらに中3のレシテーションコンテストでは、キング牧師やマザーテレサといった世界的な偉人のスピーチなどを暗唱するだけでなく、その内容や当時の時代背景もしっかりと理解することで、幅広い視野を養い、教養を深めていきます。

 最後に、吉本先生は「英語をただの知識ではなく、一つのコミュニケーションツールとして使える生徒を育てることが目標です。また、本校の英語教育が生徒の興味や関心を広げ、学びへの意欲を高めるきっかけになればとも考えています。生徒が受け身にはならない、楽しくアクティブな授業を今後もめざしていきます」と締めくくりました。

カナダ語学研修では、現地の子どもたちとも英語で交流。折り紙の折り方を教えています 中1では、英語のクラスごとにクリスマスの英語劇を実施。一人ひとりに役とセリフが割り当てられます 中3のレシテーションコンテストでは、有名なスピーチや詩を暗唱。1992年の国連環境開発会議(地球サミット)でのセヴァン・カリス=スズキさんのスピーチを堂々と披露しました

《学校のプロフィール》

東洋英和女学院中学部・高等部

●所在地:〒106-8507 東京都港区六本木5-14-40
●交 通:東京メトロ日比谷線「六本木」駅より徒歩7分、南北線「麻布十番」駅より徒歩7分、都営大江戸線「麻布十番」駅より徒歩5分、東京メトロ千代田線「乃木坂駅」より徒歩15分
●T E L:03-3583-0696
●HP: http://www.toyoeiwa.ac.jp 別ウィンドウが開きます。

《平成28年度 各種行事日程のお知らせ》

●学校説明会
9月3日(土) 10:00~(6年生対象)、13:30~(5年生以下対象)
11月5日(土) 13:30~(全学年対象)
●ミニ学校説明会(要予約/6年生対象)
12月26日(月)10:00~
●入試問題説明会(6年生対象)
11月26日(土)9:00~
●楓祭(文化祭)
10月21日(金)・22日(土)9:00~15:30
●クリスマス音楽会
12月10日(土)13:00~14:15、15:00~16:15
※9月3日、11月5日の学校説明会でアンケートを提出した方に案内状を送付

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