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学校説明会レポート
六甲学院中学校
2025年8月26日(火)
先輩が後輩を指導することで
「教える力」と「教わる力」を育む
六甲学院中学校・高等学校は、カトリック修道会のイエズス会によって開校された、歴史ある中高一貫の男子校です。イエズス会の教育目標である「他者のために、他者とともに生きる人(For Others,With Others)」の育成をめざしており、各自が能力を十全に伸ばし、よりよい社会の建設に貢献する人間に成長できる教育を行っています。
同校の伝統の一つとして、中1生のクラスに1名ずつ配置される「指導員」制度があります。指導員には、人物・学力ともに優れた高2の生徒が選ばれ、入学式から1学期終了まで、朝礼前・昼休み・放課後を毎日一緒に過ごします。「六甲学院には、『先輩が後輩を育てる』という校風が根づいており、他者と協力しながら、『教える力』と『教わる力』を育んでいます」と、入試広報部長の四宮豊先生は説明します。
校外での奉仕活動や清掃活動も大切にしており、世界的な視野を持って社会に奉仕することのできるリーダーとしての資質を育てています。
また、広々とした人工芝のグラウンド、蔵書数約7万冊の図書館を併設した学習センター、いつでも質問や相談ができるオープンな職員室など、人間力の育成に役立つ教育環境が整っているのも特徴です。
体育祭の伝統種目「総行進」は
すべて高校生主導で実施
学習面では、思春期の男子を知り尽くした教員が、中高一貫教育の利点を最大限に生かした指導を行い、小テストの追試や補習も手厚く行っています。2025年度の国公立大学への現役合格者は96名、現役合格率は55%という結果でした。同じイエズス会が設立した上智大学には、最大10名の推薦枠があります。
生徒主体の学校行事やクラブ活動も充実しています。なかでも象徴的なのが、体育祭の「総行進」です。1000人もの全校生徒が複雑なマスゲームをグラウンドいっぱいに繰り広げる同校の伝統種目で、演出や演技指導計画などはすべて高校生が担っています。初めは指導される側だった中学生も、学年が上がるにつれて後輩を自然とリードできるように成長していくそうです。
今年度の中学入試結果についても触れ、「2025年度入試から、A日程・B日程に出願し、かつ両日程を受験した場合、A日程が不合格となった受験生に対しては、B日程の考査結果合計に10点を付与しています。また募集定員は、A日程を145名から140名に、B日程を40名から50名に変更しました。これによって、本校を第一志望とする受験者のチャンスが広がり、良い効果が出ていると実感しています。これまで同様に過去問で対策をしてください」と伝えられました。
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