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学校説明会レポート
明法中学校
2025年9月24日(水)
充実したキャンパスで、きめの細かい少人数教育により21世紀型スキルを伸ばす
東京都東村山市にある明法中学・高等学校は、1964年の開校以来、長らく男子校として歴史を重ねてきましたが、2019年度に高校が共学化され、今年度からは中学校も共学となりました。オンライン説明会の冒頭では、サピックス教育事業本部本部長の広野雅明先生が「少人数教育で、ていねいなサポートを受けながら、多面的な成長の機会を得られる学校です」と語り、その魅力を紹介しました。
同校は「この世に生を受けたことに感謝し、知性を磨き、よい習慣を身につけ、社会のため、国家のため、人類のために役立ち、世界平和に貢献できる人間を育成する」という建学の精神の下、豊かな心を育てる教育を実践しています。校長の岡田貴之先生は「本校では、これからの社会で求められる『四つのC』、すなわち『Creativity(創造性とイノベーション)』、『Communication(意思疎通)』、『Critical Thinking(批判的思考と問題解決)』、『Collaboration(他者との協働)』から成る21世紀型スキルの育成をめざしています。これが身につけば、自己肯定感、そして自分が誰かの役に立てているという自己有用感を持ちながら、みずからも幸福を実現できるようになります」と教育方針を説明しました。
続いて、具体的な教育内容や学校生活については、入試広報部長の敷地将史先生が説明しました。同校の大きな魅力の一つが、東京ドームの1.2倍という広大なキャンパスです。400mトラック、サッカーコート、4面の人工芝テニスコートのほか、1014席を有する講堂、理科専門棟、音楽棟、宿泊型学習施設などを備え、学習面でも運動面でも充実した環境が整っています。音楽棟には生徒全員分の管楽器や弦楽器が用意されており、一人ひとりが一つの楽器をプロの指導の下、3年間学びます。その結果、文化祭ではオーケストラ演奏を披露するまでに上達します。
もう一つの魅力は、手厚い少人数教育です。中学では1学年の定員が72名で1クラス15~20名編成です。高校では高入生も含めて1学年約200名を7クラスに分けています。常勤教員1名当たり生徒13人という構成で、アットホームできめ細かいサポートを実現しています。
同校ならではの教育プログラムとして注目されるのが、科学系の「サイエンスGE(グローバルエンデバーズ)」と、英語を学ぶ「GSP foundation」です。「サイエンスGE」では、ロボットプログラミングや数値解析などを通じて、論理的思考力や問題解決力を養います。一方、「GSP foundation」は、高校で実施している「GSP(グローバル・スタディーズ・プログラム)」を中学生向けにアレンジしたもので、語学力や発信力を育て、世界で活躍する力を身につけていくものです。
中1では、「サイエンスGE」と「GSP foundation」の基本講座を週1時間ずつ、全員が履修します。中2からはいずれかのコースを選択し、メイン講座を週2時間受けることになります。選択したプログラムは高1まで継続されます。「サイエンスGE」を選んだ生徒はロボット競技会や情報オリンピックに挑戦し、「GSP foundation」を選んだ生徒は高1の3学期からのニュージーランドターム留学に参加します。
最後に、2026年度入試についての説明がありました。同校の入試は、国算2科または国算理社4科の選択、国算2科または国語1科または算数1科の選択、適性検査型(Ⅰ・Ⅱ)と、さまざまな方式で実施されます。また、英検®4級以上を取得している場合や、強化指定部(ソフトテニス)での活動実績がある者に加点する優遇制度も設けられています。敷地先生は「2科・4科選択の入試で4科を選んだ受験生には、まず国算2科の得点で合否判定を行い、そこで合格に達しなかった場合は4科目の合計点で再判定します。2回チャンスがあると考えてください」と受験生を励ましました。
※英検®は、公益財団法人 日本英語検定協会の登録商標です。
このコンテンツは、公益財団法人 日本英語検定協会の承認や推奨、その他の検討を受けたものではありません。
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