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学校説明会レポート
明治大学付属八王子中学校
2025年10月6日(月)
緑に囲まれた環境で本当に好きなものを見つけ、「チーム明八」の一員として成長
明治大学付属中野中学・高等学校の系列校として、明治大学付属中野八王子中学・高等学校が創立されたのは1984年のことです。当初は男女別学でしたが、1994年に、明治大学付属3校のなかで初の共学校となり、さらに2024年、「明治大学付属八王子中学・高等学校」と名称を変更しました。この日、あいさつに立った校長の林健司先生は、最初にこの名称変更について触れ、「創立40周年を迎え、記念事業の一環として校名を変更しました。『中野』が取れましたが、学校法人中野学園や明大中野との関係が変わることはありません」と説明しました。
同校の建学の精神は、明治大学付属中野中学校・高等学校と同様に「質実剛毅」「協同自治」です。この二つのことばの意味は、生徒によりわかりやすい表現で伝えられています。「質実剛毅」は、「何が起こるかわからない時代に、自分の生きる柱となる本当に好きなものを探し、それに磨きをかけよう」と言い換えられています。林先生は「卒業生を見ていても、好きなもの、やりたいことを強く持っている生徒は、大学進学後も、また、社会人になっても、充実した生活を送っています。好きなものを自分の生きる柱にしてほしいと伝えています」と語りました。
「協同自治」については、「チーム明八」と言い換えられています。このチームには、生徒だけでなく、保護者や教職員、卒業生なども含まれています。「ひと言でいえば『絆』です。中高の多感な時期を学校で過ごしていると、トラブルや悩みを抱え、苦しみを感じることもあります。そんなとき孤独を感じたら、『わたしは独りじゃない。チーム明八の一員なんだ』という意識を持ってほしいと伝えています」と話しました。
続いて林先生は、同校の魅力として「緑に囲まれた環境」「明治大学の付属校であること」の2点を挙げました。生徒が同校を進学先に選んだ理由として最も多かったのが、キャンパスが八王子にあり、自然が豊かなことです。また、ここ数年は、卒業生の約9割が推薦制度を利用して明治大学に進学しています。林先生は「ただ、明八での6年間で好きなものを見つけた結果、明治大学にはない学部・学科への進学を希望する生徒もいます。体育学系、看護系・薬学系が多いですが、もちろん、そうした気持ちも大切にしています」と強調しました。
次に、同校の卒業生でもある入試広報主任の小川知美先生から、学校生活についての説明がありました。それによると、目標は「基礎学力の養成」「学習習慣の構築」です。そのため、どの教科も初歩から、学習方法やノートの取り方などをていねいに指導します。また、朝の小テストや課題を活用して学習習慣の定着を図っています。小川先生は「本校は日々の学習を大切にしているので、こつこつと努力することができる生徒が伸びる学校だと思います」と話しました。
併設の高校に進学するには、「学習」「生活」「出席」の各基準を満たす必要があります。学習面では、定期テストの成績と英検®3級あるいはTOEIC Bridgeスコア55以上の取得が基準となりますが、英検®については例年、中2終了時点でほとんどの生徒が3級に合格しているそうです。
最後に、入試広報副主任の長谷川裕二先生が2026年度入試について説明しました。2月5日に実施される4科総合型のB方式入試は、これまでの午後の実施から午前の実施(入室完了は8時45分)に変わります。また、出題形式も4教科の問題が独立して出される形式に変更されます。ただし、社会・理科では読解力・思考力・表現力を問う問題になるとのことです。
※英検®は、公益財団法人 日本英語検定協会の登録商標です。
このコンテンツは、公益財団法人 日本英語検定協会の承認や推奨、その他の検討を受けたものではありません。
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