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学校説明会レポート
常総学院中学校
2025年10月17日(金)
国際教育と探究型学習を通して、生徒一人ひとりの学力と可能性を大きく伸ばす
地域教育の発展をめざして1983年に創設された常総学院高等学校に中学校が併設されたのは1996年のことです。それ以来、国公立大学や難関私立大学への進学を目標にした中高一貫教育を実践しています。
この日のオンライン説明会では、最初に、入試広報部長の佐藤秀彰先生が教育内容について説明しました。「社会に貢献するリーダーの育成」を教育目標に掲げる同校では、「自己肯定感」×「学力」×「タフネス」を核とした「JOSO Core Skill」の向上を図るとともに、変化の激しい社会に対応できるリーダーに必要な「英語力」「異文化受容力」「人間関係力」「創造力」「問題発見力」「論理的思考力」「行動力」「プレゼン力」の八つから成る「JOSO未来Skill」を育成しようとしています。
英語の授業数は週9コマで、そのうち4コマは1クラスを3分割してネイティブ教員が担当し、発音・会話・プレゼンテーションなどの実践的スキルを磨く「CE(Communicative English)」です。残り5コマは日本人教員が担当して、読解・文法を中心に指導する「RE(Rgular English)」です。また、中1は東京・お台場のTokyo Global Gatewayでの国内留学を、中3はニュージーランド海外研修を経験し、学校で培った英語力を試します。中3の時点で多くの生徒が英検®準2級を取得していることからも、その確かな成果がわかります。
中3または高1(年度によって異なる)からは、併設の常総学院高校の卒業資格と、アメリカのThe Providence Country Day Schoolの卒業認定資格を同時に取得できるオンラインプログラム「デュアルディプロマプログラム」を選択できます。資格を取得すると、海外の18大学に進学することができます。さらに、海外大学指定校推薦として北アメリカ・ヨーロッパ・アジアなど約70の大学に進学できます。
この日は、主体的な学びを通して職業観を養う体験型プログラム「探究フィールド活動」の説明もありました。中学生は「医学探究フィールド」「科学探究フィールド」「人文探究フィールド」のいずれかを選択し、フィールドごとに企業や官公庁での校外学習や業界で活躍する方々による講演会を実施します。その成果は年度末や文化祭「常友祭」で発表します。これらのフィールドでは異なるクラスの生徒が共に学ぶため、互いに刺激し合いながら取り組むことができます。
また、D-LAB(ディーラボ)はSTEAM教育を推進する創造型学習空間です。そこには、クロマキー撮影スペースがあり、高性能PC、3Dプリンター、ドローン、ハイスピードカメラなども使えます。動画制作や実験、ものづくりなどを通して企画力・表現力・協働性を育てるのが狙いです。
入学後に大きく学力を伸ばす生徒が多いのも同校の魅力です。例年、入学後すぐに受ける模試では偏差値30~50台の生徒がほとんどですが、中3の1月だと偏差値60以上の人数が増え、なかには70台まで到達する生徒もいます。授業内での理解を重視した指導と、1日2時間を目安とした家庭学習の習慣化により、学力の土台を着実に築いていきます。
こうした教育の成果として、東京大学を含む国公立大学校35名、医学部13名、早慶上理15名、GMARCH25名などへの合格者を輩出しています。探究活動やプロジェクト活動で身についた主体性と表現力が進路選択にも生かされています。佐藤先生は「本校は開校当初から『預かった生徒をしっかり伸ばして卒業させる』ことを基本方針としています。学力を伸ばすには、学習だけでなく学校生活の充実が欠かせません」と述べ、生徒が行事や体験を通して心を動かす経験を重ねながら成長していることを強調しました。
2026年度入試は、推薦・専願入試、適性検査型入試、第1回一般入試、第2回一般入試の4回実施されます。詳細は学校ホームページをご確認ください。
※英検®は、公益財団法人 日本英語検定協会の登録商標です。
このコンテンツは、公益財団法人 日本英語検定協会の承認や推奨、その他の検討を受けたものではありません。
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