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学校説明会レポート
神戸海星女子学院中学校
2025年10月2日(木)
「心の教育」と「知の教育」を柱に
学び続ける力を養う6年間
神戸海星女子学院中学校・高等学校は、1951年に「マリアの宣教者フランシスコ修道会」が設立した女子校です。教育理念の「真理と愛に生きる」について、最初に登壇した教頭の市川憲子先生は、「どうすることが正しいのか自分で考え判断し、思いやりの心を持って行動できる女性の育成をめざします」と述べます。教育方針は「学び続ける力を養う6年間」。課題や問題解決に挑戦し、粘り強く考える経験をすることで、大学でも社会に出てからも学び続けるマインドを養います。
続いて教頭の井上ふき子先生が、同校の柱となる「心の教育」を紹介しました。一つ目の「祈る心」では、「日々のお祈りや週1回の宗教の授業、神父様の講話を聴く『静修』などを通じて、自分が神に愛される存在であることを認識して自己肯定感を高め、他者を理解し思いやる心を育てます」と説明します。二つ目の「国際性を育てるグローバル教育」には、異文化理解合宿(中3)とフランス修学旅行(高2)、希望制の交換留学や語学研修などが挙げられます。三つ目の「奉仕の心」では、ユニバーサル体験学習(中1)、特別支援学校との交流(中2)、有志によるRDD(世界希少・難治性疾患の日)の活動などが行われ、他者のために自分を役立てる体験を積んでいます。
もう1本の柱である「知の教育」は市川先生が説明。同校ではコース制を採用していません。高2・3でも文系と理系の混合クラスで、多様な選択科目を設定することにより、それぞれの進路に対応しています。中学では、「TO DO LIST」の活用や定期試験の学習計画など、学習習慣を定着させるためのきめ細かなサポートが行われています。
出張授業や卒業生によるガイダンスで
将来の自分の姿をイメージ
再び井上先生が登壇し、進路指導について述べました。「出張授業」では、神戸大学をはじめとする大学の先生が高校生向けに講義を行います。「卒業生(社会人)による進路ガイダンス」は、幅広い分野で活躍する卒業生を招き、高1・2が自分が興味のある卒業生の仕事の話を聞くものです。
2025年春の卒業生130名は、国公立大学に35名、医学部医学科に10名が現役で合格。「生徒がみずから見つけた夢に向かう進路を、教員が一緒に探してサポートしています」と井上先生は話します。
最後に、2026年度入試の変更点を市川先生が解説しました。1月20日にC日程が新設され、A日程の試験科目には、算数・国語・社会の3教科型と、英語資格取得者を対象とした2教科型が加わります。「ぜひ学校にお越しいただき、生徒たちの生き生きとした様子を見てください」と結びました。

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