- Top
- 学校行事/学校説明会
- 東京学芸大学附属小金井中学校:学校説明会レポート
学校説明会レポート
東京学芸大学附属小金井中学校
2025年10月28日(火)
本質を問う学びにより、みずから考え
未来を切り開く力を育てる
東京学芸大学附属小金井中学校は、3校ある東京学芸大学の附属中学の一つです(他の2校は竹早中と世田谷中)。研究者でもある教員が、質の高い授業を展開しています。
この日のオンライン説明会で広報の柴田翔先生は、「本校は『学びで勝負する』とうたっています」と述べ、数学を例に、同校の教育を紹介しました。たとえば「連続する整数のたし算ですべての整数を表せるか」という問いでは、例を挙げていくうちに、生徒たちは、表せない数の特徴に気づきます。授業では、たびたび「この後、何をしますか」と問い掛け、「たし算の問題なのに、どうしてかけ算や素数の話になるのか」といった発展的な思考を促します。このように、柴田先生は、学びの本質を問う、同校の授業の特徴について、わかりやすく説明しました。
一方、附属高校への進学希望者は、外部受験生とは別枠の入学試験を受けることから、一部に「入試を突破して入学した附属中なのに、全員がそのまま附属高校に進めないのはいかがなものか」という声があるそうです。これについて柴田先生は、卒業生140名前後のうち約3分の1が東京学芸大学附属高校に、残りは西・国立・立川など難関の都立高校や私立高校を選んで進学している状況を説明しました。そして、「わたしたちは、選択の回数が多いことをメリットだと考えています」と述べたうえで、「本校は大学入試改革がめざす『良い学び』『学力とは何か』を先取りしており、学び方を学ぶことを大切にしています」と続けました。
修学旅行は探究学習実現の場
見えないものを「見えるよう」に
同校の特徴の一つが、校外学習や修学旅行を探究学習の核と位置づけていることです。中1では北総・常南(千葉県北部・茨城県南部)に行き、伊能忠敬記念館では「なぜ佐原は商業と水運で栄えたのか」を、成田山新勝寺の門前町では「名産品のウナギ・ようかん・漬物の共通点は何か」を考えます。こうした校外学習のキーワードは「見えるものから見えないものへ(=あらゆることに目を向ける)」「見えないものを見えるように(=その背景にあるものを読み取る)」です。産業や文化の背景・つながりを読み解く力を養います。
学校行事にも特色があります。「スポーツフェスティバル」は中1から中3までの男女混合の縦割りチームで、種目はアルティメット(フリスビーを使ったチームスポーツ)とソフトバレーボールです。どちらも1人の力だけでは勝てません。中3ともなると、「これまでのルールだとロングスローのうまい子だけで勝敗が決まってしまう」という問題点に気づきます。そこで、ルールの改正を提案して実現させました。柴田先生は「ルールは、選手を縛るものではなく、全員が楽しむためのもの」ということが理解されているのは学びの成果だと強調しました。最後に「本校の考えに賛同し、本校で3年間を過ごしたいと考えるお子さんが、将来の『金中生』となり、未来を切り開いていくことを楽しみにしています」と結びました。
JR中央線「武蔵小金井」「国分寺」駅からそれぞれ徒歩20分程度の場所にある、広大なキャンパス。人工芝のグラウンドも魅力です
◎学校関連リンク◎
◎人気コンテンツ◎













