「女子が生涯学び続けられる学校を」と、日本女子大学とともに創設されたのが1901（明治34）年。以来、日本女子大学附属中学校・高等学校は、創立者が唱えた「自ら考え、自ら学び、自ら行う」という「自学自動」の教育理念の下、新しい時代を切り開く優れた女性たちを輩出してきました。「人格を高める」という伝統は現在も授業や学校生活に息づき、さまざまな活動のなかで、みずからの考えを大切にすると同時に、他者の考えを尊重する日々が、豊かな人生の土台づくりとなっています。同校の教育の特色について、校長の野中友規子先生に伺いました。

聞き手：サピックス 教育情報センター所長 神田 正樹・サピックス小学部 教務本部 安酸 誠司

• １．人間性を尊重する学園の理念 「信念徹底」「自発創生」「共同奉仕」
• ２．自治活動を通して学ぶ 異なる価値観の他者との共存
• ３．書く力、表現する力を鍛え 自分が作った文章に自信をつける
• ４．中学生であっても、ふだんから 自分の考えを持つことが大切
• ５．どこに行っても誰とでも 生きられる力をつけてほしい

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