早稲田大学の創立者、大隈重信の教育理想を実現するために設立された早稲田実業学校は、120年を超える歴史を持つ伝統校です。その最大の強みは、ほぼ全員が推薦によって早稲田大学に進学できること。この「受験にとらわれない、ゆとりある教育環境」を生かし、大学での学びにつながる探究学習、多彩な海外研修など充実したプログラムを通して、大学進学後、さらにその先の未来を見据えた力を養っています。今春、校長に就任されたのは、早稲田大学商学部長の経験を持つ恩藏直人先生です。大学での学びにつながる同校の教育内容について、恩藏先生に伺いました。

聞き手：SAPIX YOZEMI GROUP 共同代表 髙宮 敏郎・サピックス 教育情報センター本部長 広野 雅明

• １．初等部から中等部、高等部へ 多様性を広げて成長できる環境
• ２．早大では英語による授業が増加中 高等部でも英語力が高い生徒が多い
• ３．短くても外に出ることが大事 生徒の半数は海外を経験させたい
• ４．探究学習で鍛えられる社会での実践力 企業の協力を得て地元の情報誌を制作
• ５．卒業生のほぼ全員が早大に進学 医学部志望者には指定校推薦も

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