さぴあインタビュー/全国版
学ぶ楽しさを実感しながら
社会課題を解決できる
理工系スペシャリストをめざす
芝浦工業大学附属中学高等学校 校長 柴田 邦夫 先生

「SHIBAURA探究」では
企業コラボや海外教育旅行も

サピックス小学部
東京校校舎責任者
谷口 謙介
神田 「理工系の知識で社会課題を解決する」という大きな目標に向かうため、探究学習として力を入れているのが「SHIBAURA探究」ですね。これは先生方が開発されたオリジナルの授業だそうですね。
柴田 「SHIBAURA探究」は、中1・2では「IT(Information Technology)」と「GC(Global Communication)」の二つの探究活動に取り組みます。ITリテラシーを活用してアイデアを実体化できるエンジニアを育成する教育プログラムがITで、理工系知識を活用して社会問題を解決していく実践的な授業を行います。校内で学ぶだけでなく、芝浦工業大学や企業、研究機関などと連携したプログラムもあります。外部コンテストなどへの参加、民間企業とのPBL(問題解決型学習)も行います。
一方、GCでは、グローバルな視点を持って長期的な課題解決に取り組むことを通して、コミュニケーション力、発想力、創造力、課題解決力などを身につけます。本校のある豊洲から始めて、日本国内、そして世界へと視野を広げていくプログラムです。中2では長野農村合宿があり、中3では海外教育旅行がありますから、それらを組み合わせた探究プログラムにもなっています。
谷口 海外教育旅行はどのような内容ですか。
柴田 中3生全員が参加するプログラムで、アメリカのシアトル、ソルトレークシティ、セントジョージのほか、新しくオーストラリアが加わり、4か所に分かれて出掛けます。ホームステイをしながら語学と文化を学び、探究活動にも取り組みます。
神田 GCの実施例を拝見させていただきました。そのなかの「湾岸プロジェクト」では、湾岸エリアの成り立ちや伝統工芸などについて調べるそうですね。東京、特に江東区や台東区などは江戸時代からの伝統的工芸品が数多くあります。また、海塩分析やプラスチック分類の実験を通して、マイクロプラスチック汚染問題も考察するということですから、その意味では過去から現在、そして未来へとつながっていく学びがありますね。
谷口 高1から高2にかけては、より専門的な「SHIBAURA工学探究」というプログラムがあります。企業や団体と連携した探究活動を行うそうですね。
柴田 木村屋總本店、日本航空、キッザニア、東京地下鉄、劇団四季など、業界を問わずさまざまな企業と提携しています。最近は協力してくださる企業が増えました。
神田 やはり若い人材への期待度が高いということでしょう。生徒がわくわくするプログラムがたくさんありそうですね。
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