さぴあインタビュー/全国版
学ぶ楽しさを実感しながら
社会課題を解決できる
理工系スペシャリストをめざす
芝浦工業大学附属中学高等学校 校長 柴田 邦夫 先生

26年度入試から社会科が復活
大事なのは基礎学習と熱意

神田 進路状況を拝見しますと、2024年3月の卒業生219名のうち、理系進学者が全体の85.8%、文系進学者が8.6%と、圧倒的に理系が多いですね。芝浦工業大学への進学者は、内部推薦と一般受験を合わせて61.6%を占めています。内部推薦が決まった生徒には短期留学ができる制度もあると伺いました。
柴田 「早期推薦短期留学」という制度があって、内部推薦が決まった高3生の成績優秀者は、アメリカ、カナダのいずれかに3か月間の短期留学ができます。現在は12名程度ですが、次年度はもっと増やせる予定です。大学生になると意外に忙しく、また費用面のサポートもあるので、早めに海外を経験しておくといいと思っています。
谷口 大学入学前に留学体験ができるなんて、本当にありがたいシステムですね。
神田 中学入試については2026年度に大きな変更点があり、これまでの3教科に「論理社会」を加えた4教科になります。どのような意図があるのでしょうか。
柴田 もともと社会科も入試科目にあったのですが、一問一答形式で、知識を問う形式だったため、それではあまり意味がないと考え、算数・国語・理科の3教科を続けてきました。しかし、近年は社会科にもさまざまな形で探究的要素が入るようになりました。そこで単純な一問一答ではなく、本校の教育に合う、考えさせる出題ができる「論理社会」という形式で復活させました。本校ホームページのサンプル問題をご覧いただければわかると思いますが、受験生の6~7割が解けるような内容となっています。
谷口 算数に関してはどのような対策をすればよいのか、保護者の方からよく質問されるのですが。
柴田 基礎的なことをやっていくしかないと思います。過去問演習などもあると思いますが、取り組んでいて迷ったら、ひたすら簡単な問題を解くといいでしょう。それから、本校の入試では答えだけ合っていても満点にはなりません。最終的に答えが導かれなくても、考えた過程を重視します。途中式が書いてあれば加点しています。
神田 それでは最後に、受験生と保護者の方にアドバイスをお願いいたします。

柴田 受験には、合格のための特効薬はありません。こつこつと基本を大切にした勉強をしていただければと思います。学校への熱意があれば通じるものです。「この学校に行きたい」という気持ちが大切であり、本校としてもそういう受験生に来てほしいと考えています。思いがあれば、きっとお互いにご縁が持てるでしょう。
神田 おっしゃるとおりです。「この学校に入りたい」という気持ちを強く持つことが良い結果につながると信じて、がんばってほしいですね。ありがとうございました。

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