さぴあインタビュー/全国版
認め合い、高め合い、成長する
すべての教育活動に貫かれる
「一人ひとりを大切に」の理念
浦和明の星女子中学・高等学校 中学校長 小磯 敦 先生

出発点はカナダの教育修道会
思いは「子どもたちに良い教育を」

サピックス
総合教育研究所 顧問
神田 正樹
神田 まずは学園の沿革と、小磯先生が学園にかかわられた経緯を教えてください。
小磯 本校の教育母体は、カナダ・ケベック州に本部を置く聖母被昇天修道会です。1934(昭和9)年、この修道会から派遣された5人のシスターが、青森で女子に洋裁やピアノを教えることから始まりました。次第に生徒数が増え、青森技芸学院という学校に発展し、その後は青森明の星高等学校となりました。青森での教育活動が高く評価されるなか、創立30周年を迎えるころ、関東地区にもカトリック校をとの要望を受け、1967年に浦和明の星女子高等学校が開校。2003年には中学も設置し、中高一貫校となりました。
わたしは大学卒業後、英語科の教員として本校に赴任し、高校の教頭、副校長、中学の教頭を経て、この春から中学の校長を務めています。
神田 青森での教育にも多くの困難があったと伺っています。太平洋戦争が始まると、外国人修道女の方々は修道院に監禁されたり、強制帰国させられたりしたそうですね。
小磯 そうした困難な時代に、その地に根を下ろして教育を続けるという姿勢を守り続けた背景には、確かな信仰と強い使命感があったのだと思います。ケベックでこの修道会が始まったときも、へき地の女の子たちに「良い教育を受けさせたい」という思いが出発点でした。聖母被昇天修道会は「教育修道会」とも呼ばれ、教育を軸にした活動をしてきました。
神田 開校当初は、生徒はほんの数名だったそうですね。定員を満たすために合格基準を下げることなく、基準に達した生徒だけを受け入れたという姿勢には、誇りを感じます。
小磯 大事にしたいのは「きちんとした良い教育をしたい」という思いです。基本的な考え方は、今も変わっていません。
カフェテリアは、高校生が昼食に使うだけでなく、放課後などには全校生の憩いの場になっています
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