さぴあインタビュー/全国版
認め合い、高め合い、成長する
すべての教育活動に貫かれる
「一人ひとりを大切に」の理念
浦和明の星女子中学・高等学校 中学校長 小磯 敦 先生

生徒の顔を見ながら行う
きめの細かい授業設計

サピックス小学部
教務本部
福泉 秀司
神田 ここからは授業について伺います。数学や英語などでは、中高一貫校用のテキストや補助教材を用いて、中2までに中学校の内容をすべて終わらせるのですね。
小磯 「終わらせる」というより、生徒の顔を見ながら、生徒たちが求めるレベルでていねいに進めていくうちに、結果的に中2までに終わるということです。中学と高校の単元に関連性がある教科では、高校の内容をつなげて学ぶことで理解を深めるよう工夫しています。それは、目の前にいる生徒を大事にしている結果であり、良質な教育を届けるという修道会の理念に基づくものです。
たとえば、理科では実験レポートを重視しており、国語では中学段階からディベート指導を行って、論理的に考える力を養います。保健体育では「生と性」に関する調査・レポートを通じて、命の大切さを学びます。どの教科でも、教員は本質を押さえた授業をしています。
また、芸術科目も大切にしています。個人的な感想ですが、わたしは本校が「歌で満ちている学校」だと感じています。毎日の放送朝礼では全員で聖歌を歌い、合唱コンクールの準備期間中は、休み時間になると校舎のあちこちからピアノの音が聞こえてきます。卒業式などで歌うオリジナルソングもあり、どれも心に残るすばらしい曲です。クリスマスにはみんなで『ハレルヤ』を合唱しますが、そのときの感動はことばにできないほどです。音楽を中心とした芸術は、生徒たちの感性を育てる大切な要素だと思っています。
福泉 6月に実施される「文化の会」という行事も芸術に触れる機会ですね。
小磯 一流の芸術に触れることを目的とした行事です。昨年は劇団四季の『美女と野獣』を鑑賞しました。非常に質の高い舞台で、生徒たちも感動していました。今年は6月に歌舞伎を鑑賞しました。日本の伝統芸術に触れる貴重な体験になりました。
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