さぴあインタビュー/関西情報
卓越した語学力と
国際的な視野を持ち、
世界をけん引できるリーダーを育てる
高槻中学校・高等学校 校長 工藤 剛 先生

スクールミッションは
「世界をけん引できる人を育てる」

サピックス小学部
関西ブロック責任者
野口 伊知朗
野口 初めに貴校の歴史からお聞かせください。
工藤 本校は、高槻町(現在の高槻市)に中学(旧制)の開設を望む人々の声を受け、1940(昭和15)年に男子校として誕生しました。大阪医科大学の元理事長で、後に本校の理事長も務めた藤堂献三などが中心となり、多くの方々からの寄付を集めて創設されました。建学の精神は、「国家・社会を担う人物の育成」。「知・徳・体」の調和の取れた人材を育成することを教育理念としています。この理念は、「知育に偏重するのではなく、徳育・体育も含めてバランス良く育てる」という意味です。
創立当初は、日本をけん引する人材を育てることを建学の精神としていましたが、今の時代は、国のための人材を育成するという考え方にとどまってはいけません。2012年からはさらにもう一歩進んで、スクールミッションを設けました。それは、「卓越した語学力や国際的な視野を持って、世界を舞台に活躍できる次世代のリーダーを育成する」というものです。英語では、“Developing Future Leaders With A Global Mindset”です。つまり「国をけん引できる人を育てよう」から、「世界をけん引できる人を育てよう」になったわけです。
また、2014年には、文部科学省からSSHの指定を受け、さらに2016年にはSGHの指定も受けました。そして、2017年からは女子生徒の募集を始め、男女共学校になりました。法人としての変化もあります。2014年には大阪医科大学と法人合併をしました。さらに2016年には大阪薬科大学との法人合併により、法人名称が「大阪医科薬科大学」と変わりました。2021年4月には、大阪医科大学と大阪薬科大学が正式に統合され、一つの大学になりました。
岡澤 大阪医科薬科大学への推薦入学枠もあるのでしょうか。
工藤 現在は4名の推薦枠があります。
岡澤 大阪医科薬科大学との高大連携プログラムとしては、どんなものがありますか。
工藤 「基礎医学講座」「基礎薬学講座」など、大学の講義を受講するプログラムがあります。たとえば、この6月には、大阪医科薬科大学との高大連携プログラムの一つである地域医療講演会があり、総合診療医学教室の教授である鈴木富雄先生を招いて、希望者を対象に授業をしてもらいました。これは夏休みに、兵庫県神崎(かんざき)郡神河(かみかわ)町の公立神崎総合病院で医療従事者と一緒に地域医療の体験をさせてもらうに当たって、「地域医療とはどういうものか」を事前に学ぶための講演会です。90名ほどの生徒が受講しました。

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