さぴあインタビュー/全国版
10年一貫教育を通して
主体性と自由な発想を持った
民主的な社会の担い手を育てる
法政大学第二中・高等学校 校長 笠原 浩之 先生

国内外で多彩な国際教育
“生身の交流”から広がる理解

上/約1300名を収容できる木月ホール。式典、講演会、演奏会などで活用されます
下/時計塔本館前のグラウンド。このほか、野球場、陸上競技場、サッカー場などがあり、スポーツ施設が充実しているのも魅力です
中嶋 大学との連携による「総長杯英語プレゼンテーション大会」も盛況だそうですね。
笠原 これは、付属3校の代表(高1〜3)が共通テーマの下で英語による発表を行う大会です。しっかりした問題意識と高い英語力が必要なので難しいと思いますが、本校の生徒は毎年積極的にチャレンジしていて、総長賞を受賞しています。今年も出場希望者が21名もいて、誰を代表に選ぶか困るほどでした。最近は、こうした英語関連のイベントにチャレンジする生徒が増えています。
神田 語学研修では、中3~高3の希望者を対象としたニュージーランド研修が長年続いていますね。ホームステイをしながら3週間、提携校のオレワ・カレッジで学び、伝統文化を紹介し合う機会もあるなど、内容が充実していますね。
笠原 オークランド北部のオレワ・カレッジとは約30年の交流があり、3か月間のターム留学や10か月間の長期留学などのプログラムもあります。英語で授業を受けるわけですが、現地の生徒がバディとなってサポートをしてくれるので思い出深く、そこでの体験が国際的な職業に目を向けるきっかけになることも多いようです。
中嶋 学内での国際交流も盛んですね。法政大学のグローバル教育センターなどと連携して、留学生を受け入れているそうですね。
笠原 留学できない生徒にも国際体験の機会をつくるため、さまざまな国から留学生を受け入れています。有志による「国際交流委員会」も活発で、ハーバード大学の学生と交流したり、タイ人留学生の講演会を開いたり、さまざまな活動をしています。
神田 韓国の留学生との交流では韓国料理を作って一緒に食べ、さらに歴史的テーマについて討論もしたそうですね。日韓両国の間には難しい問題もありますが、そういったところにも踏み込んでいく姿勢はすばらしいと思います。
笠原 本校には「韓国を学ぶ」という選択講座もあり、直接対話を重ねてお互いの理解を深めています。この夏も、韓国の高校生たちとオンラインと対面で交流をしました。両国の間で何があったとしても、友だちになっておくことは重要だと思います。国益に関するさまざまな問題がありますが、何かあったときに歯止めになるのは、生身の人と人とのつながりです。中学生や高校生同士がメールでやり取りして友情を深めることは、意味があると思います。
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