さぴあインタビュー/全国版
10年一貫教育を通して
主体性と自由な発想を持った
民主的な社会の担い手を育てる
法政大学第二中・高等学校 校長 笠原 浩之 先生

出会い、向き合い、「自分」をつくる
伸び伸びと興味を追求できる環境

神田 貴校はスポーツの強豪校としても知られています。アメリカンフットボール部、ラグビー部、ハンドボール部など、多くの部が全国大会で活躍しています。
笠原 文化部の活躍も目覚ましいですよ。物理部は「缶サット甲子園」で何度も優勝しています。缶サットとは人工衛星と類似の技術を使ってつくる缶サイズの小型の衛星のことで、高校生たちがそれを自作して、打ち上げて競います。本校の物理部は過去6回も優勝していて、全国でもトップの実力です。
「缶サット甲子園」で優勝すると、国際大会に参加できます。アメリカのほか、大西洋の島でも国際大会が行われ、顧問の教員と共に代表者数名が参加しました。小型衛星といっても単に飛ばせばいいというものではなく、本校の場合は、山での遭難者を発見するための缶サットをテーマにしています。そうした問題意識の設定も含めての優勝なのです。
中嶋 法政大学への進学に際しては「有資格者全入制度」が設けられています。この制度について教えてください。
笠原 学内成績と英語の外部資格試験の結果が基準を満たし、なおかつ付属生対象のテストで一定の成績を収めた生徒は、全員が推薦資格を得られるという制度です。そのうえで他大学を受験することも可能です。
中嶋 志望者が多いのは法学部・経営学部・経済学部だと聞いていますが、理工学部やグローバル教養学部の志望者も増えているそうですね。
笠原 法学部・経営学部・経済学部といった実学的な学部は以前から人気があります。ただし、大学から示される推薦枠があるため、人気学部であればあるほど高い成績が求められます。英語で授業が行われるグローバル教養学部は枠が広がりましたが、これは相応の力のある生徒が増えた証しだと感じています。ありがたいことです。
中嶋 高校には内部進学生のほかに、高校受験で入学してきた生徒もいます。その違いについてはいかがでしょうか。もし違いがあるとすれば、それが「法政二中生らしさ」ともいえるのではないかと思うのですが。
笠原 中学で探究学習に力を入れていることもあり、さまざまな関心を持ち、自分から取り組もうとする生徒が多いように感じます。伸び伸びと、興味のあることを途切れず続けられるのが付属校の良さであり、実際にそうした生徒がよく伸びています。

神田 最後に、中学受験を控えた子どもたちと保護者の方にメッセージをお願いします。
笠原 本校のモットーは「出会い、向き合い、『自分』をつくる」です。いろいろな人たちと出会おう、いろいろな学びに正面から向き合おう、そして仲間と一緒に新しい自分をつくっていこう、ということです。そのようにして「今の自分を変えたい」「もっと成長したい」と思っている方に、ぜひ来ていただきたいと考えています。
神田 コー総長も「慣れ親しんだ環境から一歩踏み出すことの大切さを伝えたい」とおっしゃっています。一歩を踏み出し、新しい自分をつくる。この6年間のなかで、ぜひそんな体験をしてほしいですね。本日はありがとうございました。

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