さっぴーの社会科見学へ行こう！
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「古い時代の手仕事には、独特の迫力があるよね。活版印刷もまさにそうで、館内では工程を六つに分けて紹介していたけど、どのコーナーにも職人さんの技とこだわりが詰まっていた。今日はぼく、感心しっぱなしで見て回ったよ」 |  |
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「それに2階の制作室では、実際に小さな卓上活版印刷機で、しおりを刷ることもできたでしょ。わたしのしおりは少しかすれちゃったけど、それも何だか温かみがあって、その点も含めて活版印刷ってすてきだなと思ったよ」 | |
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「『市谷の杜 本と活字館』がオープンしたのは、2021年2月。各地の工場の再整備をきっかけに、大日本印刷が活版印刷や本作りの深みを伝える施設として立ち上げたんだ。古い技術を扱っているけど、最新鋭のタッチパネルによる体験コーナーも備えていて、わかりやすさを追求しているのがポイントなんだよ」 | |
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「そういえば、文選のシミュレーションのほかに、印刷や製本の道具について解説するディスプレイもあったね。本作りって楽しそうだし、ぼくもいろいろ作ってみたくなったよ」 | |
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「それならワークショップに参加するといいよ。館内では毎月、予約制のイベントを行っていて、本物の職人さんたちが指導してくれるんだ。申し込みは公式ホームページでできるからね」 | |
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「いいね。さっそくチェックしてみる！」 | |
●ようこそ魅惑の書籍用紙の世界
10/19（土）～2/16（日）
1階にはカフェスタンドがあって、コーヒーや紅茶、企画展と連動したオリジナルドリンクなどが買えるんだ。また、2階のショップでは、「印刷」にまつわるさまざまなアイテムもあるよ。カード類はもちろん、本格的な製本道具などもそろっているので、こちらもチェックしていこう。
市谷の杜 本と活字館
●開館時間
10:00～18:00
●休館日
月曜・火曜（祝日の場合は開館）、年末年始
●入場料
無料
所在地：東京都新宿区市谷加賀町1-1-1
ＴＥＬ：03-6386-0555
交 通：東京メトロ南北線・有楽町線「市ケ谷」駅 6番出口から徒歩10分、JR「市ケ谷」駅から徒歩15分、都営新宿線「市ヶ谷」駅1番出口から徒歩15分、都営大江戸線「牛込神楽坂」駅A1出口から徒歩10分 ※駐車場はありません。
