さぴあニュースバンク
2月の主な出来事 ちょっと詳しく知っておこう
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2月
科学海洋研究開発機構は、日本の最東端に位置する南鳥島の沖の水深約5700mの海底から、レアアース(希土類)を含む可能性のある泥を引き上げる試験に成功したと発表した。
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3火
社会総務省は2025年の「住民基本台帳人口移動報告」を公表した。それによると、ほかの地域に移り住む人よりも、ほかの地域から移り住む人が多い「転入超過」となったのは東京都を含めて7都府県で、残り40道府県はその逆の「転出超過」だった。東京都の転入超過の人数は6万5219人で、東京に人が集まる一極集中が依然として続いていることになる。
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5木
国際アメリカとロシアが核兵器の数などを制限し合う「新戦略兵器削減条約(新START)」が効力を失った。この結果、近年では中国が核兵器を急速に増やしていることから、アメリカ・ロシア・中国を中心に、核兵器の軍事力を増強してほかの国より優位に立とうとする動きが拡大することが懸念されている。
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8日
もっと詳しく政治衆議院議員総選挙の投票・開票が行われ、自由民主党が圧勝した。
1参照 -
19木
科学あらゆる細胞に変化できるiPS細胞(人工多能性幹細胞)を使った二つの再生医療製品に対して、厚生労働省の専門家部会は国内での製造販売承認を了承した。厚生労働大臣が後日、正式に承認するが、iPS細胞を使った製品の実用化は世界初。
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22日
もっと詳しくスポーツ2月6日(現地時間)にイタリア北部で開幕した2026年ミラノ・コルティナ冬季オリンピックが閉幕した。
2参照
ちょっと詳しく1
レアアース(希土類)は、スマートフォンをはじめとするハイテク製品や電気自動車などに使われる部品の素材として不可欠な元素の総称で、ネオジムやランタンなど17種類あります。採れる量が少なく、採れる地域も偏っていることから、世界中で確保のための競争が激しくなっています。最大の産地は中国です。
ちょっと詳しく2
「新START」はアメリカとロシアがお互いの国を直接攻撃できる核兵器の数を減らすことなどを約束した条約で、オバマ氏がアメリカ大統領だった2011年2月に発効しました。2021年2月に5年間延長されましたが、ロシアのプーチン大統領はウクライナに侵攻し始めた2022年2月以降に核兵器を使う可能性もあるとにおわせ、2023年2月にはこの条約を守ることをやめると表明。核兵器が使われるリスクが高まるのではないかと、国際社会が懸念するなかで効力を失いました。
ちょっと詳しく3
iPS細胞は皮膚などの普通の細胞に遺伝子を加えることにより、心臓や神経など体のさまざまな細胞になる能力を持つようになった「万能細胞」のこと。京都大学再生医科学研究所教授(当時)だった山中伸弥氏がマウスの細胞を使ったiPS細胞の作製に成功したという論文を2006年に発表し、世界的に注目されました。山中氏はこの功績により、2012年にノーベル生理学・医学賞を受賞しました。今回、国内での製造販売承認が了承されたのは、重い心不全治療に使われる心筋シートと、パーキンソン病治療のための神経細胞です。
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詳しく1
衆議院議員総選挙で自由民主党(自民党)が圧勝
衆議院とは?
- 法律や予算などの案について話し合う国会は、衆議院と参議院という異なる二つの議院から成っています。これを「二院制」といいます。
- いくつかある違いのうち、最も大きなものは議員の任期です。衆議院議員が4年、参議院議員が6年で、衆議院には今回のように解散があるため、任期が終わる前に議員の地位を失うこともあります。
- 衆議院では解散や任期満了の都度、すべての議員(定数465)を選び直す、衆議院議員総選挙が行われます。一方、参議院では議員の半数(定数248の半分の124)を3年に1度選び直す、参議院議員通常選挙が実施されます。
今回の総選挙の結果は?
- 高市早苗首相の決定により、1月23日に召集された通常国会の冒頭に衆議院が解散されました。総選挙は1月27日に公示された後、2月8日に投票・開票が行われました。
- 自由民主党(自民党)は高市首相への高い支持率を追い風に、1955年の結党以来最多となる316議席を獲得。連立を組む日本維新の会の36議席と合わせ、与党で352議席と全議席の4分の3以上を占める「歴史的大勝」を収めました。
- 一方、2025年7月に行われた参議院議員通常選挙まで与党として選挙に臨んだ公明党は、自民党の「政治とカネ」の問題への取り組みが不十分だとして、2025年10月に連立を離脱。今回の総選挙の前に野党の立憲民主党と「中道改革連合」を立ち上げましたが、公示前の両党合わせて167議席を大幅に下回る49議席にとどまりました。
今後は?
- 選挙の公約で「消費税の減税」「スパイ防止法の制定」など、国民の間でも賛否の分かれる政策を掲げた自民党がその実現にどう取り組むか、野党はどう対抗するか、ニュースを見逃さないようにしましょう。
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詳しく2
2026年ミラノ・コルティナオリンピックが開催
ポイントは?
●ミラノ・コルティナオリンピック
競技会場がある四つの地域
- 2月6日から22日まで(日本時間7日〜23日)、イタリアのミラノとコルティナダンペッツォの二つの都市が名を連ねて開催されました。
- 二つの都市による「広域開催」はオリンピック史上初めて。イタリア北部の広大なエリアが舞台で、会場は大きく四つに分かれました。これは新しい施設をできるだけ造らず、開催費用を抑えるのが狙いです。新たに造られたのはアイスホッケーとそりの2会場でした。
- 90を超える国・地域から約2900人の選手が参加し、8競技116種目で熱戦を展開。スキー板を履いたり担いだりしながら雪山のコースを上り下りする「山岳スキー(通称スキーモ)」という新競技が加わりました。
- 日本は金5、銀7、銅12の計24個のメダルを獲得。冬のオリンピック史上最多です。なかでも活躍が目立ったのはスノーボードで、4個の金メダルに輝きました。もう一つの金メダルは「りくりゅう」の愛称で知られる、フィギュアスケート・ペアの三浦璃来・木原龍一選手が獲得しました。
●ミラノ・コルティナオリンピック
競技会場がある四つの地域
問題は?
- 広域開催が認められたのは冬・夏を問わずオリンピックを運営するのに巨額の費用がかかるようになり、従来のように1都市では開催することが困難になったため。環境破壊などを問題視する市民団体も多く、今後も開催するためのハードルは高くなりそうです。
- 冬のオリンピックでは気候変動による雪不足も懸念されています。雪が足りない場合は人工雪に頼ることになりますが、大量の水とエネルギーが必要という問題も出てきます。
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