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さぴあニュースバンク

2026年7月号から転載

時事問題に強くなろう!
2026年5月

5月の主な出来事 ちょっと詳しく知っておこう

  • 1

    国際

    4月27日からアメリカ・ニューヨークの国連本部で開かれていた、核拡散防止条約(NPT)のあり方を再検討する会議でこの日、被爆者の代表として演説した濱住治郎さん(80歳)が「原子爆弾は人間と共存できない悪魔の兵器だ」と訴えた。5月22日に閉幕したが、3回連続で成果文書を採択できなかった。

    ちょっと詳しく1

    NPT は1970 年に発効した条約で、アメリカ、ソ連(現在はロシア)、イギリス、フランス、中国の5か国のみに核兵器を持つ権利を認め、ほかの加盟国は持ってはならないことを定めたものです。しかし、不平等な条約だとして、事実上の核保有国・地域とされるインド、パキスタン、イスラエルは加盟しておらず、北朝鮮はいったん加盟したものの、脱退を宣言しました。再検討会議はおよそ5 年に1回開かれていますが、最近は毎回意見が対立し、成果文書を採択できない事態が続いています。

  • 社会

    公害による病気の代表ともいわれる「水俣病」が1956 年に公式に確認されてからこの日で70年。

    ちょっと詳しく2

    水俣病の原因は、熊本県水俣市にあった工場から廃水と一緒に海に流された有害物質のメチル水銀です。海のなかで魚や貝に取り込まれ、それらを食べた人の体にたまることで発症しました。手足がしびれたり、視野が狭くなったりし、重い場合には命にかかわることもありました。原因の特定や対策が遅れたことで被害が拡大したうえ、病気への理解が進まなかったことから差別や偏見が生まれるなど、患者や家族は長い間、苦しんできました。この水俣病と「四日市ぜんそく」「イタイイタイ病」「新潟水俣病」を四大公害病と呼びます。これらがきっかけとなり、1967年に「公害対策基本法」が制定され、1971年に環境庁(現在の環境省)が設置されました。

  • 14

    国際

    中国の首都・北京を訪れたアメリカのトランプ大統領が習近平国家主席と会談した。

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  • 19

    国際

    高市早苗首相は韓国南東部の慶尚北道・安東を訪れ、李在明大統領と会談した。

    もっと詳しく 1 参照
  • 20

    国際

    中国の北京を訪れたロシアのプーチン大統領が習国家主席と会談した。

    もっと詳しく 1 参照
  • 28

    災害

    気象庁が新たな防災気象情報の運用を始めた。

    もっと詳しく 2 参照
  • 29

    社会

    総務省は2025 年に行われた国勢調査の速報値として、外国人を含む日本の総人口は約1億2305万人だと発表した。2020年に行われた前回の調査結果から約310万人減った。

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重要な首脳会談が相次ぐ

首脳会談とは?

  • 各国政府のトップ同士が経済・安全保障・国際などの問題について話し合うこと。高市早苗首相がトランプ大統領をファーストネームの「ドナルド」と呼び掛けることがあるように、会談を通じてお互いに親しみ、信頼関係を築くことも主な目的の一つです。
  • お互いの国を訪問するのが基本ですが、多くの国・地域のトップが集まる国際会議の場で行われることもあります。

米中首脳会談

  • 現職のアメリカ大統領が中国を訪れるのは約9年ぶり。トランプ大統領は今年9月に習主席をアメリカに招くと発表しました。
  • 台湾をめぐる問題や両国が互いにかけ合う関税、中国のレアアースの輸出規制などについて話し合ったとみられます。

日韓首脳会談

  • 日本と韓国は互いの国を定期的に訪問して話し合う「シャトル外交」をめざしています。今年1月は李在明大統領を高市早苗首相の出身地である奈良県に招き、今回は高市首相が李大統領のふるさとである安東を訪ねました。

中露首脳会談

  • アメリカやヨーロッパ諸国が主導する国際秩序に対抗するため、中国とロシアがより強く連携することで合意しました。

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新たな防災気象情報の運用がスタート

防災気象情報とは?

  • 気象庁などが防災のために出す情報の総称。地方自治体から出される「避難指示」などの情報は行動を直接促すのに対し、防災気象情報はその時々の雨や風などの状況を表します。
  • 防災気象情報はこれまでにもありましたが、自然災害ごとに危険度のレベルや表現が異なっていたうえ、地方自治体から出される避難情報との関係がわかりにくいと指摘されていました。

どこがどう変わった?

  • この情報では自然災害を「河川氾濫」「大雨」「土砂災害」「高潮」の四つに分類しました。
  • そのうえで、危険度に応じて1から5までの警戒レベルが表示されるようになりました。

しっかり心がけよう!

梅雨から秋にかけては大雨や台風に見舞われることが多く、毎年のように大きな自然災害が発生してきました。最後に自分の命を守るのは自分自身です。情報に敏感になり、早め早めに行動するように心がけましょう。