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学校説明会レポート

学校説明会レポート

目白研心中学校

2026年6月11日(木)

「わからない」を翌日に持ち越さない手厚い支援で、一人ひとりの可能性を開く

目白研心は1923年に研心学園として創立され、戦前は女子商業学校でしたが、戦後、目白学園中学校・目白学園高等学校となり、1963年に目白学園女子短期大学、1994年に目白大学を開設。2009年に中学・高校も男女共学となり、目白研心中学校・高等学校に改称しました。新宿区中落合という都心の利便性を備えながら、敷地内には旧石器時代から奈良時代に至る「落合遺跡」が眠り、その出土品を展示する資料室(新宿ミニ博物館)を備えるなど、豊かな歴史と緑に包まれたキャンパスです。

最近の大きなニュースとしては、今春の大学入試においてGMARCH合格者数が前年度の約1.8倍となる105名に増加したことが挙げられます。その理由について、広報部主任の福井延幸先生は、徹底した「自学自習」の習慣化を支える多層的なサポート体制を挙げます。

その核となるのが、中1から高2までの全生徒を対象に実施している「朝テスト」です。週3回、5分間で行われる英語・国語・数学の小テストにより基礎力の定着を図り、不合格者にはその日の放課後に再テストを実施します。福井先生は「わからないことを翌日に持ち越さないことが大切です。続けていくうちに基礎力が定着し、計画的に勉強すればできるんだという自信につながります」と、その意義を強調しました。

さらに、放課後の学びを支える「学習支援センター」を校内に設置し、生徒たちを手厚くサポートしているのも同校ならではです。センターには卒業生を中心とした現役大学生のチューターが常駐。学習指導だけにとどまらず、自身の経験を生かして進路相談に応じたり、アドバイスをしたりと、生徒にとって身近なロールモデルとしての役割も担っています。

グローバル教育にも力を入れています。まず、英語は習熟度別授業を実施。帰国生や英語既習者には、ネイティブ教員による「取り出し授業」も行い、一人ひとりの習熟度に応じてきめ細かく指導しています。また、2027年度から高校に新設される「グローバルコミュニケーションコース(GCC)」では、在学中2回の海外研修を必修としています。さらに、海外大学への進学を視野に入れたグローバル併願制度により、海外大学の合格資格を保持しながら、3月末まで国内大学も受験できるようにしています。

学校生活も活気にあふれています。50年以上続く伝統の「英語スピーチコンテスト」では、全生徒が予選から参加し、大勢の前で自分の思いを伝える経験を積みます。また、女子の白いブレザーが印象的な制服や、校内の専用窯で焼くパンも提供するカフェテリアなど、生徒たちの日常を彩る環境も紹介されました。

入試では、受験生の得意分野を評価する多彩な方式を採用しています。2027年度入試では2月6日に国語・算数2科の入試を新設するほか、国語または算数の点数に、英検®の級に応じて得点換算を行う「英語資格入試」(2月2日午前)、出願時に申請した得意科目の得点を2倍に換算する「算理プレミア入試」(2月2日午後)を実施。さらに、1回分の受験料で最大7回まで出願できる制度も設けています。

最後に福井先生は、「本校では、生徒の『やりたい』という気持ちを大切にし、さまざまなチャンスを提供することで、自信を持って未来へ踏み出せる力を育てています」と述べ、説明会を締めくくりました。